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ヤマハ、テレビに合うスリムな5.1chスピーカー。壁掛け対応の小型モデルも

 ヤマハは、薄型テレビのデザインに合わせたグロスブラック仕上げのホームシアター用5.1chスピーカーセット2モデルを9月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、フロントスピーカーがフロア型の「NS-PA41」が37,000円前後、ブックシェルフ型の「NS-P41」が23,000円前後。

NS-PA41

 AVアンプなどと組み合わせて利用できる5.1chスピーカー。両製品の主な違いはフロントスピーカーで、NS-PA41のフロア型スピーカーは、2.5cm径バランスドーム型ツイータと7cm径ウーファ2個の2ウェイ3スピーカー構成。センタースピーカーやサラウンドスピーカーともマッチした豊かな量感の低音から、クリアで聴きやすいセリフ・ボーカル音などの中高音まで、幅広いレンジの高音質再生を可能にしたという。

 NS-P41のフロントスピーカーは、サラウンドスピーカーと共通のブックシェルフ型。7cm径フルレンジのスピーカーユニットを備え、長時間でも聴き疲れしないバランスの取れたナチュラルなサウンドとしている。

NS-P41

 フロントスピーカーとサラウンドスピーカー、センタースピーカーは、光沢を活かしたグロスブラック仕上げを採用。サブウーファもブラックカラーで統一している。スピーカーターミナルはプッシュ型で共通。

 NS-PA41のフロントスピーカーは、楽器を連想させるというラウンドフォルムのスリムなデザインで、テレビ周りにも自然に調和するという。ボディ左右幅90mm、ベース直径 230mmで、スピーカーケーブルを背面に隠して収納できる。

NS-PA41の設置例

 ブックシェルフ型のサラウンドスピーカーとセンタースピーカーは、ラックや本棚に置けるほか、壁掛けも可能。さらに、サラウンドスピーカーはオプションのスピーカースタンド「SPS-90」も利用できる。

NS-P41の設置例

 再生周波数帯域は、NS-PA41のフロントスピーカーが67Hz~30kHz(-10dB)、~100kHz(-30dB)。NS-PA41のサラウンドスピーカーと、NS-P41のフロントスピーカー/サラウンドスピーカー(NS-B40)は、50Hz~25kHz(-10dB)、~45kHz(-30dB)。両モデルのセンタースピーカー(NS-C40)は、70Hz~25kHz(-10dB)、~45kHz(-30dB)。インピーダンスは6Ωで共通。

 外形寸法と重量は、NS-PA41のフロントが230×230×1,000mm(幅×奥行き×高さ)、2.8kg。NS-PA41のサラウンドスピーカーとNS-P41のフロント/サラウンドスピーカーが112×116×176mm(同)、0.59kg。センタースピーカーは、276×118×111mm(同)、0.73kg。

 サブウーファは共通で、20cm径ウーファを搭載。ヤマハ独自の「ツイステッドフレアポート」や「低音再生技術A-YSTII方式」を採用。入力はRCA。再生周波数帯域は28Hz~200Hz。外形寸法は291×341×292mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.5kg。

 付属品は、サブウーファ用ピンケーブル(5m)1本、スピーカーケーブル(24.5m)1本、滑り止めパッドなど。