「歌唱がより綺麗に」DAMの第一興商、カラオケ業界初無線コンデンサーマイク

　通信カラオケDAMを展開する第一興商は、カラオケ業界初という赤外線ワイヤレスコンデンサーマイク「WRC SERIES」を9月3日に発売する。 最高級品質のコンデンサーを採用し、「歌唱がより綺麗に聴こえる」という。価格は29,000円で、ローズゴールド/シルバーの2色を用意。充電器「WRCC-300」は2万円。

赤外線ワイヤレスコンデンサーマイク「WRC SERIES」

　ワイヤレスコンデンサーマイクは、技術的な制約やコスト面の課題などの理由で、カラオケ業界では普及していなかったという。「WRC SERIES」は、新技術によりコスト面の課題を解消。業界初の商品化が可能になったとする。カラオケ市場に多く普及している赤外線ワイヤレスレシーバー「WITR-300」と互換性を持たせている。

　高品質なコンデンサにより、幅広い周波数の音を拾い、感度の高いクリアな音質を再現。声の高低や声量を問わず、「どなたでも楽に歌え、歌唱がより綺麗に聴こえる」という。

　DSPチップも搭載し、周囲の不要な音やノイズを削除し、歌声のみを拾う。自分の歌声が聞き取りやすく、歌いやすく、録音にも適している。

　コンデンサユニットや本体ボディ内部の耐久性を強化。落下などによる故障を軽減した。マイクユニットは、バックエレクトレットコンデンサー単一指向性。音質をシャープ/マイルドで切り替えるスイッチも搭載。専用ニッケル水素充電池を搭載する。外形寸法は57×242mm(直径×高さ)で、重量は285g。

充電器「WRCC-300」