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GENELEC、モニターの技術を投入した家庭用アクティブスピーカー「G」。低価格で再登場

 ジェネレックジャパンは、GENELECのホーム向けアクティブスピーカー「Gシリーズ」と、サブウーファ「Fシリーズ」計7機種を8月21日に発売する。これらのモデルはオタリテックがこれまで販売していたが、2017年9月に輸入代理店業務がジェネレックジャパンに移管。ジェネレックジャパンから改めて発売される形となる。価格はいずれもオープンプライスだが、「よりお求めやすい価格」になるという。店頭想定売価は以下の通り。

ホーム向けアクティブスピーカー「Gシリーズ」

    【アクティブスピーカー Gシリーズ店頭予想価格 ※1台】
  • G One BM(ブラック)4万円前後
  • G One BW(ホワイト)4万円前後
  • G Two BMM(ブラック)6万円前後
  • G Two BWM(ホワイト)6万円前後
  • G Three BM(ブラック)9万円前後
  • G Three BW(ホワイト)9万円前後
  • G Four AMM(ブラック)14万円前後
  • G Four AWM(ホワイト)14万円前後
  • G Five AMM(ブラック)22万円前後
  • G Five AWM(ホワイト)22万円前後

    【アクティブサブウーファ Fシリーズ店頭予想価格 ※1台】
  • F One AMM(ブラック)8万円前後
  • F One AWM(ホワイト)8万円前後
  • F Two AMM(ブラック)16万円前後
  • F Two AWM(ホワイト)16万円前後

 従来発売していた製品と、スピーカーの仕様は同じ。プロ向けモニタースピーカーを手がけるGenelecが、ホーム向けに開発したアクティブスピーカーで、「お気に入りの音楽をゆったりとご自宅で、レコーデイング・スタジオやコンサートホールにいるかのようなクリアで正確な音質で楽しめる」という。

 Gシリーズは、スピーカーとアンプをひとつにデザインした統合設計を採用。同サイズの一般的なパッシブ・スピーカーと比べ、「優れた音質、高い音圧レベル、信頼性」が特徴だという。

 なだらかにカーブする筐体デザインは、インダストリアル・デザイナーのハッリ・コスキネンとGenelecの提携により生み出されたもので、回折を低減させる効果がある。

 筐体の形状にシームレスに溶け込む独自のDCWウェーブガイドは、高周波フィルタを囲むように成形。2基のドライバの周波数特性と方向性の特性に合致するようデザインされている。これにより、ユニットの軸上でも軸外でもクリーンな周波数特性と制御された方向性を実現した。

G Oneのホワイト

 「G One」のユニットサイズは、ウーファが3インチ、ツイータが3/4インチのメタル・ドーム。バイアンプ構成で、クラスDアンプを採用。ウーファ用は25W、ツイータ用は25W。外形寸法は121×115×195mm(Iso-Pod含む/幅×奥行き×高さ)。重量は1.7kg。入力端子はRCA×1。

G Twoのブラック

 「G Two」は、ウーファ4インチ、ツイーター3/4インチのメタル・ドーム 。クラスDアンプは、ウーファ用50W、ツイータ用50W。外形寸法は151×142×252mm(Iso-Pod含む/幅×奥行き×高さ)。重量は3.2kg。RCA入力×1を備える。

G Threeのホワイト

 「G Three」は、ウーファ5インチ、ツイータ3/4インチのメタル・ドーム。クラスDアンプは、ウーファ50W、ツイータ50W。189×178×299mm(Iso-Pod含む/幅×奥行き×高さ)で、重量は5kg。入力は、RCA×1、XLR×1を備える。

G Fourのホワイト

 「G Four」は、ウーファ6.5インチ、ツイータ3/4インチのメタル・ドーム。アンプ出力はウーファ90W、ツイータ90W。外形寸法は、237×223×365mm(Iso-Pod含む/幅×奥行き×高さ)で、重量は9.4kg。入力は、RCA×1、XLR×1。

G Fiveのホワイト

 「G Five」は、ウーファ8インチ、ツイータ1インチ・メタル・ドーム。アンプ出力は、ウーファ150W、ツイータ120W。外形寸法は、286×278×452mm(Iso-Pod含む/幅×奥行き×高さ)で、重量は14.4kg。入力は、RCA×1、XLR×1。

 Fシリーズは、Gシリーズを補完するようデザインされたアクティブサブウーファで、「拡張されたパワフルな超低域の再現が必要なときに活躍する」という。インテリアとも合わせやすいデザインも特徴。

F Oneのホワイト

 「F One」は、低音域を35Hzまで拡張。40Wの内蔵パワーアンプにより、最大音圧出力は98dBを誇る。2.1chから最大5.1chまでのベース・マネジメント機能と、アクティブ・クロスオーバーを内蔵。85Hzを下回る周波数帯域をサブウーファに、それを上回る周波数帯域をメインのアクティブスピーカーに出力できるため、チャンネル・デバイダーは不要。

 レベル調整、位相コントロール、ベースロールオフ、自動保護機能、自動スタンバイ・モードISSといった機能も搭載。さらに、オーディオ・システム全体のボリュームや電源オン/オフをコントロールできるリモコンも同梱する。外形寸法は、305×251mm(直径×高さ)で、重量は6.3kg。

F Twoのブラック

 「F Two」は、低音域を27Hzまで拡張。150Wの強力なパワーアンプを内蔵、最大音圧出力は102dB。その他の主な機能はF Oneと同じ。ドライバは8インチ。アンプ出力は150W。外形寸法は、362×300mm(直径×高さ)、重量は9.8kg。