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パナソニック、"選べる大画面"の9型ストラーダ。BD対応「CN-F1XVD」

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、カーナビ・ストラーダシリーズ新製品として、9型大画面ディスプレイでBlu-ray Discも楽しめる「CN-F1XVD」と、DVD対応の「CN-F1DVD」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はCN-F1XVDが18万円前後。CN-F1DVDが13万円前後。

CN-F1XVD
CN-F1XVD

 ディスプレイ部をコンソールから浮かせたフローティング構造「DYNABIG (ダイナビッグ)ディスプレイ」により、350車種以上への取り付けが可能なストラーダ大画面カーナビ。Blu-rayや最大192kHz/24bitまでのFLAC/WAVハイレゾ音源の再生に対応する「CN-F1XVD」と、DVD対応「CN-F1DVD」の2機種を"選べる大画面"モデルとしてラインナップする。

 画面サイズは9型だがパネルの仕様が異なり、F1XVDは1,280×720ドットのIPS液晶。上下スライド/前後チルト/奥行調整に加え、左右各15度の角度調整機構も備える。F1DVDの解像度は800×480ドットで、新開発液晶に低反射(AGLR)フィルムを組み合わせ、従来モデルより明るく見やすいという。CN-F1XVDはエッジのダイヤカット加工することで、シャープで高級感ある車内を演出、デザイン性を高めた。

CN-F1XVDの装着イメージ

 ナビは、従来の「安心運転サポート」機能を強化した「安全・安心運転サポート」機能を新搭載。業界初となる「ゾーン30」(生活道路区域内で車の最高速度を時速30キロに制限する規制)でのスピード超過警告機能を搭載。制限速度を超過すると音声と地図上のアイコンで警告する。また、「逆走警告機能」を強化して高速道路のPA/SAからの発進時に注意喚起したり、高度化光ビーコンからの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」も備える。

 準天頂衛星「みちびき」にも対応し、新たに2018年11月より稼働予定の2機を加えた計3機から信号を受信、ビル街や山間部での測位が向上するという。道路標高情報を活用した新アルゴリズムにより、高速道路と一般道の高低差を、地図の標高情報とマッチングさせる新アルゴリズムで自車位置を正確に測位する。

 オプションのドライブレコーダ「CA-DR02SD」と連携。本体のディスプレイでドライブレコーダの操作や録画映像の確認ができる。また、目的地検索ができるスマートフォンアプリ「NaviCon」に対応。最新の店舗・スポット情報をスマホで検索し、情報をカーナビに転送の上、ルート探索できる。

 アンプ定格出力は18W×4ch、最大出力は50W×4ch。ディスプレイの外形寸法/重量は2機種とも共通で、240×19×141mm(幅×奥行き×高さ)/約0.9kg。ナビユニットの外形寸法は178×170×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量はCN-F1XVDが約2.5kg、CN-F1DVDが約2.3kg。

スタンダードモデル4機種

 7型ディスプレイのスタンダードモデル4機種を10月上旬より発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、カー用品店向けの180mmパネル対応「CN-RA05D」と、200mmワイド対応「CN-RA05WD」が各9万円前後。特定販路向けの180mm対応「CN-RE05D」、200mm対応「CN-RE05WD」が各8万円前後。

カー用品店向けの180mmパネル対応「CN-RA05D」
特定販路向けの200mm対応「CN-RE05WD」

 CD/DVDプレーヤーを搭載し、CDを別売のSDカードに最大8倍速で録音できる。Bluetooth受信機能を備え、AACコーデックもサポート。アンプ定格出力は18W×4ch、最大出力は50W×4ch。

 「ゾーン30」内のスピード超過警告機能や、高速道路の逆走警告機能、信号情報活用運転支援システムにも対応した「安全・安心運転サポート」を搭載。準天頂衛星「みちびき」複数機対応と、道路の標高情報を活用した新アルゴリズムにより、自車位置精度が向上。ドライブレコーダ「CA-DR02SD」との連携機能も備える。