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Bose初スマートスピーカー「Home Speaker 500」。“最も広いサウンドステージ”

 ボーズは28日、スマートスピーカー「Home Speaker 500」を発表した。「Boseのホームオーディオ、次章の幕開けとなる製品」と位置づけられている。今秋発売予定で、価格は47,000円。Amazon Alexaに対応。その他の音声アシスタントにも対応予定。2019年初頭にはAirPlay 2もサポートする。

スマートスピーカー「Home Speaker 500」使用イメージ

 さらに、サウンドバー2製品「Soundbar 500」と「Soundbar 700」も今秋発売。これらもAlexaに対応するほか、その他の音声アシスタントやAirPlay 2にも対応予定。価格は「Soundbar 500」が66,000円、「Soundbar 700」が96,000円。

Soundbar 700使用イメージ

共通する機能

 いずれの製品も、同社のヘッドセットやヘッドフォンに採用しているマイク技術を採用。計8基で構成するマイクアレイを搭載しており、大音量で音楽を再生している時でも、ユーザーの声を高精度に認識できるという。

 再生、一時停止、シャッフル、お気に入りの曲にスキップなど、Alexaに話しかけて制御が可能。天気予報やニュースなどの情報も声で知る事ができる。

 Alexaだけでなく、Bluetooth、Wi-Fiにも対応。Spotifyなど、音楽ストリーミングサービスからの再生などができるほか、マルチルーム機能にも対応する。

スマートスピーカー「Home Speaker 500」

 「現在入手可能なスマートスピーカーの中で最も広いサウンドステージを備えた」という製品で、筐体はアルミニウム製。高さ約20.4cm、横幅約17cm、奥行き約11cmのサイズで、2基のカスタムドライバをそれぞれ逆方向に配置、サウンドが室内の壁に反射し、1台でクリアなステレオ再生ができるという。

 音声での操作に加え、本体上部のタッチコントロール、スマホアプリ「Bose Musicアプリ」からの操作も可能。

 カラーの液晶ディスプレイも備え、再生中のコンテンツ情報を表示。アプリから設定すると、時計表示も可能。なお、ディスプレイはタッチ操作非対応。映像表示にも対応しない。

スマートスピーカー「Home Speaker 500」

Soundbar 500/700

 Soundbar 700は、横幅約98cm、高さは約5.7cm、奥行き約10.8cm。筐体は美しい曲線を採用。メタルグリルや、高級感を醸し出すガラストップでデザインされている。

 内部には独自の技術を盛り込んだ。Bose PhaseGuideは、マルチチャンネルのサウンドを放出し、スピーカーの無い場所に音像を作り出す。DSP、カスタムトランスデューサー、QuietPort技術で、きめ細かなディテールと深みのあるサウンドを再生できるという。

 テレビや複数の周辺機器も操作できるインテリジェントユニバーサルリモコンが付属する。

Soundbar 700

 Soundbar 500のサイズは、横幅約80cm、高さ約4.4cm、奥行き約10.2cm。コンパクトで薄く、テレビの下にきれいに配置できるという。表面はマットな仕上げ。

 どちらのモデルも、環境に適した音場に補正する「ADAPTiQ」を利用できるほか、HDMIのARC(オーディオリターンチャンネル)にも対応。

 本体を壁に設置したり、ベースモジュールやリアスピーカーを増設し、フル5.1ch環境できる。

Soundbar 500