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ソニー、2/3型3判式センサーとグローバルシャッター搭載の4Kカメラ
2018年9月18日 08:15
ソニーは、グローバルシャッター機能を搭載した2/3型3板式4Kイメージセンサー採用のルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-3500」を11月より発売する。価格は730万円。
スポーツなどの動きの速い被写体の撮影や、高速にパン・チルトした際にも歪みのない映像の撮影が可能なグローバルシャッター機能を搭載。2/3型3板式4Kイメージセンサーへのグローバルシャッター搭載は世界初という。
解像度は3,840×2,160ドットで、新開発のイメージセンサーとプロセッサーエンジンにより、広いダイナミックレンジと高精細でノイズの少ない高画質撮影を実現する。カメラコントロールユニットは、新商品「HDCU-3100」のほか、「HDCU-2000/2500/1700」と接続できる。
カメラコントロールユニット「HDCU-3100」に4Kプロセッサーボードオプションを取り付けることで、4K信号の出力が可能となる。また、4K HDRライブ制作「SR Live for HDR」に対応し、HD制作と同様のオペレーションで4K HDR/HD SDRの同時制作を実現する。
カメラ後部のRET/ASSIGNABLEボタンを使って、3つのフォーカス位置を設定できる「フォーカスポジションメーター」機能を搭載。また、カメラナンバーの電子ペーパー表示により、カメラ電源オフ時でもカメラナンバーを確認できる。
HDポータブルカメラ「HDC-P50」は2/3型3板式4Kイメージセンサーを搭載。カメラ本体に搭載された12G-SDI端子から4K映像を出力でき、シンプルなシステム構成でスポーツ中継や空撮、クレーン撮影などで利用できる。11月発売で価格は300万円。
「HDC-3100」は、新開発の2/3型3板式HDイメージセンサーにグローバルシャッター機能を搭載。2019年3月発売で、価格は340万円。