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パイオニア、車載用ハイレゾ対応ツイータ。パワーアンプも
2018年10月2日 17:38
パイオニアは、車載用新製品としてドアスピーカーの音質を手軽に向上できるハイレゾ対応チューンナップツイーター1機種と、海外で展開するスピーカーユニット4機種、およびパワードサブウーファー4機種を国内向けに導入する。いずれも10月発売予定。
ハイレゾ音源の再生に対応したツイーター
TS-T736は、カロッツェリアブランドのハイレゾ音源再生対応チューンナップツイーター。価格は15,000円。
低歪みで指向性に優れ、65kHzまでの高域再生を実現する「4cmバランスドドームダイヤフラム」が緻密な音の描写と臨場感を実現。加えて強い磁束を得られるネオジウムマグネットを使うことで、純正ドアスピーカーとの組み合わせで豊かな音場感を実現するという。
純正車内配線を活かす「専用インライン クロスオーバーネットワーク」の採用で、スムーズな接続が可能。またダッシュボードの取付位置へトレードイン取付もできる。
再生周波数帯域は1.2kHz~65kHz。出力音圧レベルは89dB。インピーダンスは6Ω。重量は1個0.15kg。
パイオニアグローバルシリーズのスピーカーユニット
多様な車種のさまざまな場所へ取り付け可能な薄型スピーカーユニット。サイズ・構成の違いで4機種をラインナップする。16×24cm コアキシャル5ウェイスピーカー「TS-A6970F」が14,000円。16.5cmコアキシャル3ウェイ「TS-A1670F」が12,000円。13cmコアキシャル3ウェイ「TS-A1370F」が10,000円。10cmデュアルコーン「TS-G1010F」が5,500円。
A6970F/A1670F/A1370Fは「低クロスオーバー化による広指向性」と「中域の低歪み」を実現するOpen&Smoothコンセプトを踏襲。ウーファー部に高剛性「カーボン&マイカ強化型IMPP(Injection Molded Polypropylene)コーン」を採用し、磁気回路を最適化することで大音量時でも低歪みと豊かな音楽再生を実現。中域からのスムーズな再生を目指し、ツイーターには大型振動板を採用している。
小口径のエントリーモデルG1010Fは、ウーファー部に高剛性IMPPコーンと独自のP.F.S.S.(Progressive Flex Suspension System)ダンパーを搭載し、音質と高耐入力を両立した。
パイオニアグローバルシリーズのパワードサブウーファー
大容量エンクロージャーを採用したパワードサブウーファー。デザイン・サイズ、型式の違いで4機種をラインナップする。チューブデザイン・30cmバスレフ型「TS-WX300TA」が30,000円。ボックスデザイン・30cmバスレフ型「TS-WX300A」が30,000円。30cm密閉型「TS-WX1210A」が35,000円。25cm密閉型「TS-WX1010A」が30,000円。
いずれのモデルにも、高効率なクラスDアンプを採用し、低消費電力と豊かな低音再生を実現。ボックスデザインのWX300A/WX1210A/WX1010Aは、好みの低音に設定できる調整機能を搭載する。
外形寸法/重量は、WX300TAが322×663mm(径×奥行き)/9.71kg、WX300Aが503×318×378mm(幅×奥行き×高さ)/10.4kg、WX1210Aが528×279×380mm(同)/10.8kg、WX1010Aが450×238×338mm(同)/8.92kg。