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YMO楽曲のハイレゾ配信開始。結成40年、Bob Ludwigリマスター
2018年11月28日 17:30
イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の結成40周年を記念した再発プロジェクト「YMO40」。その一環として、YMO楽曲のハイレゾ配信がmoraやe-onkyo music、レコチョクなどでスタートした。第1弾は「イエロー・マジック・オーケストラ」、「イエロー・マジック・オーケストラ<US版>」、「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の新リマスター盤。
配信開始される音源は、アメリカのエンジニア・Bob Ludwigが1999年以来となるリマスターを行なったもの。新たにハイレゾ配信もスタートし、第1弾はリリース順に初期の人気3タイトルが登場する。3作品の形式はFLACの96kHz/24bit。なお、moraなどではAAC形式でも配信している。
「イエロー・マジック・オーケストラ」は、細野晴臣、坂本龍一、高橋ユキヒロ(幸宏)の3人により結成されたYMO、1978年発表の1stアルバム。
マーティン・デニーのエキゾティック曲をエレクトロ・ディスコ化したYMOの原点とも言うべき「ファイアークラッカー」、“ゴダール三部作”といわれる「東風」「中国女」「マッド・ピエロ」他を収録する。
「イエロー・マジック・オーケストラ
「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」は、海外ツアーの盛り上がりが逆輸入的に国内メディアでも報じられ、注目が最高潮に達する中で放たれた1979年の2ndアルバム。ヒットシングル「ライディーン」、「テクノポリス」を擁し、テクノポップ・ブームを巻き起こした。赤い人民服、テクノカットなどファッション面でも注目された。1980年日本レコード大賞ベスト・アルバム賞受賞。
既報の通り、11月よりスタートした「YMO40」により、アルファレコード期(1978~1983年)のオリジナルアルバム10タイトルを最新リマスター音源で、アナログ盤、SACDハイブリッド、ハイレゾ配信の各フォーマットで再発売することが決定している。