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4K REGZAやエアコンをネット経由で音声操作。Clova Home対応機器拡大
2018年11月29日 16:30
LINEは29日、AIアシスタント「Clova」によるホームIoTサービス「Clova Home」の連携メーカーと対応機器を拡大すると発表した。東芝のテレビ4K REGZAや、シャープの空気清浄機、イッツ・コミュニケーションズのSTBなどとの連携を順次開始する。
4月より提供開始したClova Homeは、 AIアシスタントのClovaから、IoT家電を操作可能にするホームIoTサービス。スマートスピーカーの「Clova WAVE」や「Clova Friends」へ指示した内容が、サービス企業のインターネットサーバーを経由して、自宅にあるゲートウェイと繋がり、各IoT家電に割り振られてコントロールされる。
機器のON/OFF操作だけでなく、チャンネル・明るさ・温度・強弱など細かな調整も音声で操作できる。既に提供している「音声リモコン」機能は赤外線でリモコン操作する機器向けのものだが、Clova Homeはネットワーク経由のため、距離や配置場所の制限が無いのも特徴。
4月のClova Home提供開始と同タイミングで連携した第1弾のPhilips Hueに加え、10月からはイッツ・コミュニケーションズと連携を開始。11月にMerossのスマートプラグなどに対応したほか、11月29日からはシャープの空気洗浄機、洗濯機、エアコンも対応。12月20日には東芝映像ソリューションの4K REGZAとの連携を予定している。
4K REGZAの対応予定機種は、X920、Z720X、BM620X、M520X、X910、Z810X、BZ710X、M510X、C310Xの各シリーズ。Clova搭載スピーカーから、チャンネル変更や音量の調整などが行なえる。
対応済み、対応予定機器
照明、スマートハブ、エアコン、テレビ、扇風機(10月15日対応)セットトップボックス(STB)、開閉センサー、スマートロック(11月30日対応予定)