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約1.7万円の小型D級デジタルアンプ。イコライザ機能とサブウーファー出力も

Yudios(ユディオス)は12日、D級ステレオパワーアンプを搭載した、コンパクトサイズのデジタルアンプ「YD-30BH2」を発売した。価格は17,000円(税込)。

YD-30BH2

オーディオ機器の開発・販売を手がけるYudiosの新しいデジタルアンプ。'18年4月に発売した「YD-30BH」のバージョンアップモデルで、新たに3バンド・イコライザ機能とサブウーファー出力機能が追加されている。

MAXIM製のクラスDステレオパワーアンプ「MAX98400A」を搭載。スピード感と透明感を備え、音像がはっきりしたサウンドを実現したという。

デジタルアンプ部とヘッドフォンアンプ部には、ROHM製のサウンド・プロセッサーIC「BD37532」を採用し3バンド・イコライザ機能を搭載。低域(60/80/100/120Hz)・中域(500Hz/1/1.5/2.5kHz)・高域(7.5/10/12.5/15kHz)の音量や中心周波数帯域をそれぞれ個別に調整することができる。

サブウーファー出力機能も搭載する。LPF周波数は55/85/120/160Hzから選択して設定することが可能で、サブウーファー専用パワーアンプとしても使用できる。

ヘッドフォンプラグ(6.3mm径)の抜き差しを検知し、スピーカーとヘッドフォンの出力を自動で切り替える機能に加え、手動での出力オン/オフにも対応。ヘッドフォンとスピーカーのボリュームは別々に調整できる。

電子ボリュームノブを採用。従来のアナログボリュームよりも、左右の音量とバランスが安定しボリューム値の微調整も容易という。またボリュームを押すことで順に、各種設定やモード切替が可能。

前面

前面に6.3mm径の標準ヘッドフォンプラグ。背面にRCAアナログ音声入力×1、スピーカー出力×1を備える。

スピーカーの最大出力は30W×2ch(4Ω)で、インピーダンスは4~8Ω。周波数特性は10Hz~20kHz、全高周波歪率は0.03%以下。

ヘッドフォンの最大出力は130mW×2ch(32Ω)で、インピーダンスは16~200Ω。周波数特性は10Hz~40kHz、全高周波歪率は0.01%以下。

消費電力は最大時60W。外形寸法は115×117×51mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約600g。

背面端子