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PS VRの「シアタールームVR」で3D映画やアニメのレンタル配信。攻殻など
2018年12月19日 19:23
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation VR用動画視聴アプリ「シアタールームVR」β版において、初となる3D映像の映画「スパイダーマン:ホームカミング」や、劇場版アニメ「攻殻機動隊S.A.C SOLID STATE SOCIETY-ANOTHERDIMENSION-」など計3タイトルの有料配信を19日から日本国内に向けて開始した。レンタル料金は600~700円。
配信タイトルとレンタル料金、さらに初回再生からの再生可能時間は以下の通り。
- スパイダーマン:ホームカミング(吹替版) 700円 48時間
- バイオハザード:ザ・ファイナル(吹替版) 700円 48時間
- 攻殻機動隊S.A.C SOLID STATE SOCIETY-ANOTHERDIMENSION- 600円 72時間
「スパイダーマン:ホームカミング」では、MARVELが誇るスーパーヒーローが3D映像で飛び回る様子が楽しめる。映像は16:9ではなく、劇場ままの横長ワイドスクリーン(2.35:1)仕様。
「バイオハザード:ザ・ファイナル」も、3D映像による恐怖の演出が楽しめるワイドスクリーン仕様。「攻殻機動隊」は、“それは、観る人を電脳化する3D”として2011年に公開された劇場版アニメ。
「シアタールームVR」は、VRで映像シアター体験ができるアプリ。2D映像だけでなく、3D映像の映画やアニメも楽しめる。同アプリだけの先行配信や、仮想空間だからこそ実現できる環境下で映像が観られるといった特長がある。
対応タイトルの視聴・購入は、アプリ内課金で可能。シアタールームVR内でタイトルを選択し、購入手続きを行なう。支払い方法はPlayStation Storeと同様に、PlayStation Networkのアカウントで使っているウォレットから行なう。なお、PlayStation Videoより購入されたタイトルを、シアタールームVRで視聴する事はできない。
シアタールームVRのアップデートも実施。仮想現実空間を、もっと実体験に近づけるために、内装を大型シアター風にアップデート。館内にかわいらしくリアクションするキャラクターも設置された。
新内装「大型シアター」では、ワイヤレスコントローラーのDUALSHOCK 4のタッチパッドボタンを押すと「設定メニュー」が表示され、シート位置(計6ポジション)、部屋の色、スクリーンと部屋の明るさを変更できる。
同じく新内装「宇宙空間」は、「設定メニュー」から宇宙空間モードを選択し、空間内で□ボタンを押すことでスクリーンが自分の真正面に固定される設計で、「PlayStation Camera」の認識範囲内であれば様々な姿勢で映像が楽しめる。「リラックスして宇宙(そら)に身を委ねて視聴してみるのもオススメ」とのこと。
さらに、DUALSHOCK 4表示のON/OFFも、「設定メニュー」から切り替え可能となり、より映像に没頭できるようになったという。