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スキー板にセンサー/LTE搭載で上達、Cerevo「SKI-1」。GPSで紛失防止

 Cerevoは、6軸センサーやLTE通信機能などを搭載したスキー板用のセンサーモジュール「SKI-1(スキーワン)」を開発。データを活用した技術向上や、スキー板紛失時に探す際などに利用できるもので、米国ラスベガスで1月8日~11日(現地時間)に開催される「CES 2019」で出展。来冬シーズンに発売予定。

SKI-1

各種センサーと通信モジュールを内蔵し、スマートフォンやクラウドとの連携機能を備えるスキー専用センサーモジュール。Cerevoのスポーツ用品ブランドXONの6番目の製品となる。

LTEモジュールと、GPS、6軸センサー(加速度、角速度)、足部荷重センサーを搭載。防水性能はIPX4相当。スマートフォンなどと連携する事で、XONシリーズ第⼀弾として発売されたスノボ用の「SNOW-1」と同様に、記録したデータをリアルタイムにスマホアプリなどで確認できる。グラフィカルに滑りの状態を可視化することで自分の滑走を振り返り、テクニックを向上できる。

GPSとLTEモジュールを活用し、板を紛失した場合でもスキー板の位置情報を定期的に発信。現在位置を特定できるのも特徴。昼食や休憩時などに板を置いた場所を、スマホで簡単に見つけられる。

iOS/Androidスマホと連携可能。このモジュールをスキー板の内部に搭載するか、金具部分に搭載するかについては、連携するメーカーなどに応じて決定するという。モジュールへQiの無線給電に対応する。

木製スキー板などを販売するスキー用品ブランド「Reinedeer(レインディア)」を展開する長野県のSnow Snowとコラボレーション。同社にセンサーモジュールとして「SKI-1」を提供し、これを搭載したスキー板をCES 2019のCerevoブースに展示する。