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スマホで「春高バレー」をAR観戦、KDDIが提供。自由視点映像体験も
2019年1月10日 18:46
KDDIとフジテレビジョンは、1月12日・13日に開催される全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高バレー)の準決勝・決勝戦会場において、スマートフォンを使ってAR技術による新しい観戦体験が楽しめる「AR観戦」を提供する。会場内に用意された端末で「4DREPLAY」による自由視点映像の体験もできる。会場は、武蔵野の森総合スポーツプラザ。
KDDIでは、5G時代を見据えた新たな観戦体験として、以下の4種類の「AR観戦」を実施。観戦・応援がさらに楽しくなるコンテンツや、現在のスコアやテキストによる実況、選手情報など、より試合を深く理解できる情報を提供する。
- 視点ジャンプ
コート両エンドラインの後方2視点などマルチアングルで観戦可能 - ARエール
スマホカメラをかざし、会場内のAR空間上に「バボちゃん」の画像を投稿して選手を応援 - スコア・実況
スコアの推移をAR空間上に表示。テキストでの実況も合わせて閲覧可能 - 4DREPLAYによる自由視点映像配信
男子・女子決勝戦の映像を40台のカメラで捉え、自由視点映像を会場内の専用端末で閲覧
自由視点映像配信は、「選手がボールをアタックする瞬間や、対峙する選手のブロック、レシーブの瞬間などを複数の角度から見られる」というもの。「4DREPLAY」のタイムスライス方式技術により短い処理時間で自由視点映像を生成し、会場内の専用端末に配信する。後日、編集したリプレイ映像をインターネットスポーツメディア「SPORTS BULL」で配信予定。
春高バレーは、高校生バレーボールの日本一を競う大会。1970年に始まり、日本代表選手の多くを輩出するなど日本バレーを支える登竜門としての役割を担う。正式名称は「ジャパネット杯 春の高校バレー 第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会」で、フジテレビが大会の模様を地上波とBS/CSで生中継を含めて全試合を放送する。