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メディア・インテグレーション、FitEarコラボの4BAリファレンスイヤフォン

メディア・インテグレーションは、カスタムイヤフォンのFitEarとコラボレーションしたリファレンスインイヤーモニター「SP-IEM7」を発売した。バランスド・ アーマチュアドライバ(BA)を4基搭載し、価格は117,593円。

SP-IEM7

創業30周年を迎えるメディア・インテグレーションが、「30th Keep Evolving」をテーマに、FitEarとコラボ。「多様化するモニタリングのスタイルに呼応するためのモバイルリファレンス」と位置づけ、自社ブランド「Sym Proceed」で展開する。

片側に2ウェイ4ドライバーを搭載。4つのドライバーを2つのユニットとして構成し、1つのユニットに幅広い帯域を担当させ、足りない部分をもう1つのユニットで補い、「音楽を帯域ごとに分割せずにスムーズで自然な音」を提供。2ウェイとすることでクロスオーバーポイントを減らし、低域を1ユニットに担当させて濁りのない明瞭なサウンドを再現する。

さらに独自の音響フィルターを各ユニットから伸びるサウンドポートに配置し、出音に対して微調整を施し、理想とするリファレンスサウンドを追求した。

シェルは独自設計の「オーバルホーンステム」を採用し、ステムの断面形状を縦長の楕円にしてイヤーチップを変形させ、耳穴をしっかり塞いで遮音性を向上。経年劣化の少ない材料として、紫外線照射で硬化させる「光重合レジン」を採用しており、3Dプリンターで耳の形を考慮した複雑なデザインを実現した。最大30dBという遮音性を備えたカスタムモデルもオプションで用意する。

ケーブルの長さは約1.25mで、着脱可能102 SSC導体の平行シールドケーブルを採用しており、入力プラグはステレオミニ。4サイズのイヤーピースや専用ハードケースが付属する。