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ハイレゾオーディオを数学苦手でも理解できる? “だれでもわかる”書籍
2019年2月4日 10:07
インプレスR&Dは、大槻英樹著「だれでもわかるハイレゾオーディオ」を電子出版サービス NextPublishing対応書籍として2月8日に刊行する。価格は、電子書籍版が1,500円、印刷書籍版(A5判・136ページ)が1,800円。
デジタルオーディオの仕組みやハイレゾについて、「サンプリング定理」、「DA変換」、「ハイレゾ」の全三章で解説。PCのオーディオアプリケーションを駆使してDAC処理のシミュレーションを波形で示すなどの工夫により、「“数式を用いない”のに“解りやすい”にもかかわらず“疑似的ではない”説明を実現。微積分式は解らないオーディオファンでも感覚的・概念的に『サンプリング定理』などが正しく理解できる」とする。
著者は、リコーでファクシミリのハーフトーン画像処理や、テレビ会議用の音声機器、業務用カラオケ装置のデジタル音声エフェクトなどを手がけた大槻英樹氏。
インプレスR&Dが運営する電子出版プラットフォーム「NextPublishing」で提供し、電子書籍版はAmazon Kindleストア、楽天Koboイーブックストア、Apple Books、Google Play Store、紀伊國屋書店のKinoppyなどで販売。印刷書籍版はAmazon.co.jp、三省堂書店オンデマンド、hontoネットStore、楽天ブックスで発売する。全国の一般書店からも注文できる。
目次
第1章 サンプリング定理
1-1 サンプリング定理と音波
1-2 サンプリング定理のしくみ
1-3 理想と現実
第2章 DA変換
2-1 イメージングノイズ
2-2 オーバーサンプリングデジタルフィルター
2-3 アップサンプラー
2-4 位相応答
2-5 インパルス応答と原波形復元
2-6 DA 変換とPCM オーディオ
第3章 ハイレゾ
3-1 ハイレゾとは何か
3-2 リアルサンプルと復元サンプル
3-3 ハイサンプリングと周波数成分
3-4 ハイサンプリングの効果
3-5 ハイビットとリコンストラクション
3-6 ハイビットの効果
3-7 比較試聴するなら