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スカパー、F1を4K完全生中継。プロ野球は全球団公式戦オンデマンド配信へ

スカパーJSATは、2019年の映像コンテンツ強化として、F1を4Kで生中継する。また、プロ野球全12球団の公式戦オンデマンド配信に向けて調整中だという。2018年度第3四半期の決算発表に合わせて今後の施策を発表した。

3月15日に開幕する2019年のF1グランプリを、フジテレビNEXTに加え、スカチャン2 4Kで放送。全21戦のフリー走行~決勝の全セッションを完全生中継する。「F1グランプリ【4K】」の料金は月額1,400円で決勝含めて視聴できる。決勝のみ1,000円のPPV購入も可能で、4月に販売開始する。

プロ野球のコンテンツも強化予定で、2月のキャンプ、オープン戦や、公式戦の放送に加え、オンデマンドで公式戦全12球団配信に向け調整中だという。そのほか、サッカーAFCチャンピオンズリーグ 2019(日テレジータス/日テレNEWS24)や、オリジナル時代劇「闇の歯車」(時代劇専門チャンネル)などを放送予定。

第3四半期決算は売上高が前年比17.4%増の1,285億円、営業利益は同4.4%増の126億円、純利益は同3.2%増の89億円で増収増益となった。防衛省向け衛星引渡しなどで売上が増加、営業利益はメディア事業・宇宙事業ともに増益となった。

光回線を使ったテレビサービス(地デジ/BS/CS再送信)が拡大し、2018年12月末時点で219万世帯(戸建て153万世帯、マンション66万世帯)に提供。テレビサービスの7割はコラボルート(携帯電話キャリアのドコモ/ソフトバンクなどでの販売)で、スカパー! 新規加入も増加している。

新4K8K衛星放送の、左旋を含む全チャンネル対応は2019年夏以降を予定しており、今後もサービス強化により加入増を目指す。