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「ScreenX」導入シアターが世界で200館突破。DTS:X新スピーカー導入へ

正面スクリーンに加え、左右側面(壁面)にも映像を投映することで映画世界への没入感を高めるScreenX。その導入シアター数が、全世界17カ国合計で200館を突破した。200館目は、リーガルシネマが展開する、米テキサスにあるリーガル・ヒューストン・マルクE劇場。アメリカや日本に加え、フランス、スイス、イギリス、中国、タイ、インドネシア、ベトナム、トルコ、アラブ首長国連邦などにも導入されている。

ScreenXのイメージ

ScreenXは、韓国のCJ CGVが2012年開発した映画上映システム。2016年7月に中国CGV成都でのオープンにより100館を突破、今回200館を突破した。

日本では、2017年夏にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にオープンし、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を上映。2018年冬は、石川県「シネマサンシャインかほく」、山口県「シネマサンシャイン下関」、福岡県「ユナイテッド・シネマ 福岡ももち」とオープンが続いており、日本国内4劇場に導入中。

2019年末に向けては、全世界400館突破を目標に、「全世界の興行会社と協業しながら、積極的にScreenXシアター投入を行なっている」という。

なお、今週2月22日から日本でも上映開始となる「アリータ:バトル・エンジェル」もScreenX上映が決定。「ボヘミアン・ラプソディ」や「アクアマン」も、引き続きScreenXで上映されている。

CJ CGVは200館突破をきっかけに、シアターの数だけではなく、最適な環境を構築するためサウンド品質の強化を目指し、Xperi CorporationのDTSとパートナーシップを結び、2019年度から順次ScreenXシアター内部の壁面に360度全方位立体サウンドを具現する「DTS:X ロー・プロファイル・スピーカー(Low Profile Speaker)」を導入する予定。

「270度の視界を超える映像体験に究極のサウンドシステムが加わって、今までにない没入感が味わえる」という。

ScreenX200館突破記念 特別映像