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M2TECH、PCM 768kHz/DSD 11.2MHzに対応したフォノイコ搭載ADコンバーター「Joplin MkIII」

トップウイングサイバーサウンドグループは、伊M2TECHブランドよりPCM 768kHz/DSD 256(11.2MHz)に対応したフォノイコライザー機能搭載ADコンバーター「Joplin MkIII」を4月16日より発売する。価格は280,000円。iFi iPower Plus電源アダプタとのバンドルモデルは、290,000円。

M2TECH「Joplin MkIII」

フォノイコライザー機能を搭載したADコンバーター「Joplin MkII」の後継機。基本性能は継承しつつ、IS2・USB時の最大出力がPCM 768kHz/DSD 11.2MHzをサポートしたほか、入力インピーダンス設定や、LP用フォノカーブにBartok Records専用カーブが追加されている。

FPGA回路を使用した32bit精度のカーブ補正を行なう、高精度なADコンバートが特徴。フォノイコライザー機能と組み合わせることで「曖昧さを残さない徹底したフォノカーブで、オリジナル盤、初期盤の真の再生のあり方を示す」としている。

前モデルでは、S/PDIFやAESの仕様上の制約により、USB出力PC経由のみでしか24bit/192kHz以上のAD変換ができなかったが、MkIIIでは、HDMIのアサインを用いたI2S方式を採用することで、最大PCM 768kHz、DSD 256までのハイレゾ信号出力をスタンドアローンで対応する。

MkIIIと組み合わせるI2S入力対応のDAコンバーターとして、M2TECH「Evo DAC Two Plus」のほか、近日中にIS2入力対応のXIAudio「SagraDAC」を用意するという。

入力インピーダンス設定を無段階のポテンションメーターに変更したほか、LP用フォノカーブにBartok Recordsの専用カーブを加えた。

新ロックスターシリーズ共通の丸みを帯びた外装となり、前面ディスプレイは、レベルメーターつきのOLED方式を採用。付属のリモコンも、従来よりも多機能なものへ仕様を変更しているという。

通常のDC電源アダプターに加え、iFi iPower Plus(15V・単品発売無し)のバンドルセットも同時発売を予定している。

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