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非対称磁石のHIFIMAN平面駆動ヘッドフォン「Arya」。刷新した「HE5se」も

HIFIMAN JAPANは、平面駆動型ヘッドフォン2機種を3月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、非対称型のマグネットを搭載した「Arya」が183,600円前後(税込)、同社ベストセラーモデルを一新した「HE5se」が69,231円前後。

Arya
HE5se

薄型振動板と非対称型マグネット搭載の「Arya」

ヘッドフォンで初という“薄さナノメーター”の振動板を採用。また、平面型ドライバーの、耳に向いている側が小さい非対称型のマグネットを採用。これにより、振動板からの音を阻害しにくいという。ドライバー保護と、オープンバックタイプの最適化のために開発された特許技術のウインドウ・シェードシステムも採用する。

Arya

耳に自然にフィットする非対称のイヤーカップを採用。ケーブルは交換可能で、付属ケーブルのプラグはヘッドフォン側が3.5mm、音声入力側は標準端子。ヘッドバンドは金属製。艶のある黒のヘッドバンドや、艶消し黒のイヤーカップとグリルなど黒で統一している。

ケーブルは着脱可能

周波数特性は8Hz~65kHz、インピーダンスは35Ω、感度は90dB、重量は404g。付属ケーブルはCrystallineの単結晶銅線材を採用。シースの色はジェットブラック。

付属ケーブル

人気モデルをリニューアルした「HE5se」

HIFIMANの平面駆動ヘッドフォンのベストセラーモデル「HE5」を、基本部分は変更せずに新たな考え方で進化させたというモデル。薄さナノメーターの振動板を備え、空間の再現力などを高めている。

HE5se

ハイブリッド型のヘッドバンドが軽量化。長時間でも快適に装着できるように調整の幅を広くした。イヤーパッドは人工皮革とメモリーフォームを採用。柔らかなベロア素材を外部に用いている。

イヤーパッド部

周波数特性は20Hz~35kHz、インピーダンスは40Ω、感度は92dB、重量は387g。ケーブルの端子も新設計。負荷を減らすため10度の傾斜を設け、ヘッドフォンとケーブルを長時間確実に接続できるという。