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Westoneイヤフォン「Wシリーズ」刷新、小型&高音質化でBTケーブル標準付属
2019年4月8日 11:24
テックウインドは、米Westoneのユニバーサルイヤフォン・Wシリーズをリファイン。4月12日から発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格(税込)はW10が27,800円前後、W20が37,800円前後、W40が59,800円前後、W60が124,800円前後、W80が178,000円前後。
新たなWシリーズのラインナップと、搭載ドライバ、付属する交換可能なフェイスプレートのカラーは以下の通り。
- W10:BA×1 (ブラック、レッド、ブルー) 27,800円
- W20:BA×2(高域1・低域1) (ブラック、レッド、ブルー) 37,800円
- W40:BA×4(高域1・中域1・低域2) (メタルオレンジ、ガンメタル) 59,800円
- W60:BA×6(高域2・中域2・低域2) (メタルオレンジ、ガンメタル) 124,800円
- W80:BA×8(高域4・中域2・低域2) (メタルオレンジ、ガンメタル、メタルブルー) 178,000円
新Wシリーズは「リデザインモデル」と位置づけられ、W40とW60は筐体がよりコンパクトになり、「長時間音楽を聴きたくなるデザイン。ドライバが複数内蔵されていることが信じられない程コンパクトで快適な着け心地」を実現したという。W40/60/80では、付け替えが可能なフェイスプレートはメタル製となり、より強固で重厚感のある仕様へと改良された。
さらに、W40とW60は内部の音響もリファイン。「より洗練された高域、豊かな伸び、スムーズなサウンド」を実現したとする。また、上位機のケーブル「High-Definition Silver MMCX Audio Cable」は、銀の含有量を高めたことで減衰率が小さくなり、より繊細な音の伝達が可能になった。また、W10/20/40/60にはBluetoothケーブル、W80にはBluetoothケーブルバージョン2も無償で同梱する。
W80に付属するBluetoothケーブルバージョン2は、aptX HDコーデックに対応したのが特徴。充電しながら使用できるチャージングドックも付属し、本体だけで最大6時間、チャージングドック併用で最大12時間の使用が可能。単品販売も実施し、価格はオープンプライス、店頭予想価格は19,800円前後。
なお、新たな「Bシリーズ」も5月上旬に発売予定。Bシリーズについては別記事で紹介する。
W10
バランスド・アーマチュア・ドライバ(BA)を1基搭載。シングルドライバながら、特別なチューニングとフルレンジにより、繊細で透明感のあるサウンドを再現したという。入力感度は122dB SPL@1mW、再生周波数特性は20Hz~16kHz。インピーダンスは19Ω、パッシブノイズ減衰は25dB。
MMCXで着脱が可能。139cmのMFi3ボタンケーブルが付属するほか、Bluetoothケーブルも同梱。aptXコーデックに対応し、最大8時間連続再生が可能。IPX4準拠の防沫対応。
着せ替え可能なブラック、レッド、ブルーの3色のフェースプレートが付属。ファッションやフィーリングにあわせてフェースプレートを替えられる。
どの耳にもフィットするように設計されたという、独自の「TRUE-FIT Foamイヤーチップ」と「STARシリコンイヤーチップ」を同梱する。
W20
2基のBAを搭載し、低域と高域をそれぞれ担当。「フラットなサウンドで弱めの低音が好きな方におすすめ」だという。入力感度は117dB SPL@1mW、周波数特性は20Hz~18kHz、インピーダンスは33Ω、パッシブノイズ減衰は25dB。
W10と同様に、有線ケーブルとBluetoothケーブルを同梱。独自の「TRUE-FIT Foamイヤーチップ」と「STARシリコンイヤーチップ」も同梱する。
W40
BAのクワッドドライバ構成。高精度なドライバの採用に加え、音響の改良により、「ハッとする高域・安定した中域・明瞭な低域が感じられ、総体的に非常になめらかで、美しい音を奏でる」という。
入力感度は118dB SPL@1mW、周波数特性は10Hz~18kHz、インピーダンスは31Ω、パッシブノイズ減衰は25dB。
有線ケーブルとBluetoothケーブルを同梱。独自の「TRUE-FIT Foamイヤーチップ」と「STARシリコンイヤーチップ」も同梱する。有線ケーブルはHigt-Definitionシルバーケーブルで、抵抗の少ないめっき銅合金の純シルバーの4本の線を編み上げており、減衰率が低く、よりクリアできめ細かなサウンドを実現したという。
着せ替え可能なフェイスプレートはプラスチック製からメタル製になり、メタリックオレンジ、ガンメタルの2色が付属する。
W60
BAを低域×2、中域×2、高域×2搭載。音響の改良で、「さらに伸びのあるスムーズで洗練されたサウンドを実現させた」という。6ドライバながら、コンパクトなシェルで、「人間工学に基づいた設計により疲れにくく、耳に優しいデザイン」という。メタル製のフェースプレート2色(ガンメタル、メタリックオレンジも付属する。
入力感度は117dB SPL@1mW、周波数特性は10Hz~20kHz、インピーダンスは25Ω、パッシブノイズ減衰は25dB。
有線ケーブルとBluetoothケーブルを同梱。独自の「TRUE-FIT Foamイヤーチップ」と「STARシリコンイヤーチップ」も同梱する。有線ケーブルはHigt-Definitionシルバーケーブルで、抵抗の少ないめっき銅合金の純シルバーの4本の線を編み上げており、減衰率が低く、よりクリアできめ細かなサウンドを実現したという。
W80
BAの8ドライバ構成。ハイパフォーマンスイヤフォン「Signature」の最上位フラッグシップモデルと位置づけられている。中域と低域にそれぞれ2つのBAを搭載し、「20kHzを超えても全く淀みのない周波数レスポンスを実現し、広い音場と低いノイズレベルで、濃密ながらも全ての音のディティールを正確に再現する」という。音場が非常に広く、良い音源を再生すると「まるでコンサート会場にいるかのように感じられ、音の厚みやボーカルの息遣い、楽器それぞれの音の重なりが非常に美しく聴こえる」とのこと。
入力感度は111dB SPL@1mW、再生周波数特性は5Hz~22kHz。インピーダンスは25Ω、パッシブノイズ減衰は最大35dB。
有線ケーブルは「Westone by ALOプレミアムケーブル」で、金属単結晶状連続鋳造プロセスを施した8本のケーブルを高品質フッ素樹脂で包み、柔軟性の高いフレキシブルなケーブルを実現した。
Bluetoothケーブル V2も付属。aptX HD対応で、「よりピュアなフルレゾーリューションサウンドをワイヤレスで楽しめる」という。チャージングドックを併用すると、最長12時間の再生が可能。IPX5準拠の防噴流対応。
着せ替え可能なフェイスプレートはガンメタル、メタリックオレンジ、メタリックブルーの3色を同梱する。