ニュース

小型プレーヤーSHANLING M0、Bluetooth USBトランスポート機能追加

伊藤屋国際は、SHANLINGの小型オーディオプレーヤー「M0」向けの、新ファームウェア、バージョン2.5.1を22日に公開。新たな接続方法として、スマホなどからBluetoothでワイヤレス受信したサウンドを、M0からUSBで、USB DACに出力する「Bluetooth USB トランスポート」機能などを追加。カーオーディオとのBluetooth接続最適化なども行なわれている。

SHANLINGの小型オーディオプレーヤー「M0」

Bluetooth USBトランスポート機能

新たに追加されたのは、M0のBluetooth接続を介してスマートフォンやパソコンから、USB DACへと音声をストリーミング出力できる機能。M0とUSB DACを、USBケーブルで接続。M0をBluetooth レシーバーモードに切り替えて、スマートフォンやパソコンをM0とBluetooth接続して利用する。

スマホやPCからのサウンドは、M0にストリーミングされ、M0とUSB接続したUSB DACから音が出る。

Bluetooth USBトランスポート機能の概要図

USB Bluetoothトランスミッター

PCとM0をUSBケーブルで接続。PCから再生したサウンドを、M0を使ってBluetoothでワイヤレス伝送する。その音を、Bluetooth対応のヘッドホンやスピーカーで受信、ストリーミング再生できる。

USB Bluetoothトランスミッター機能の概要図

その他の追加機能

ユーザーが作成した背景を含む「ロック画面」の設定を追加。ロック画面は、ディスプレイが消灯されている状態(バックライトオフ)で、電源ボタン(ダイヤル)を短く押した際に任意の壁紙と画面中央に時計が表示される画面。

さらに、アルバムカバーが設定されていない曲を再生した際に背景がランダムで表示される機能も追加された。

不具合の修正も実施。USB DACモードを改善し、長時間の再生の遅延を修正。カーオーディオとのBluetooth接続において、互換性を最適化。Bluetooth接続が行なえない、音が小さすぎる問題を修正した。ただし、全てのカーオーディオとの互換性を保証するものではないという。

充電機能も最適化。楽曲再生中のインフォメーション画面にて「ビット深度」の項目が正常に表示されない問題など、その他バグも修正している。