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音楽ストリーミングの売上シェアは6割、金額28%増。RIAJ調査

日本レコード協会(RIAJ)は27日、2019年第1四半期(1~3月)の音楽配信売上実績を発表した。音楽配信売上は、前年同期比105%の168億1,900万円。音楽配信売上金額におけるストリーミングのシェアは60%で、ダウンロードは37%となった。

音楽配信売上金額の区分シェアは、ストリーミングが60%、ダウンロードが37%、その他(Master ringtones、Ringback tones、その他のデジタルコンテンツ)が3%。ストリーミングサービスの売り上げがダウンロードを大きく上回っており、ストリーミング広告収入が前年比で360%になるなど、伸長している。

サブスクリプション(サブスク)の音楽は前年同期比125%の88億2,700万円、サブスク音楽ビデオは同172%の2億4,400万円、広告をあわせたストリーミングの合計は前年比128%の101億6,600万円。

一方、ダウンロードの合計は前年同期比88%の62億400万円。内訳は、シングルトラックの数量が前年同期比87%の2,328万ダウンロード、金額が同87%の37億8,700万円。アルバムが数量同95%の210万8,000ダウンロード、金額が同89%の23億5,900万円、音楽ビデオの数量が同80%の19万3,000ダウンロード、金額が同82%の5,800万円。