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AZLAエントリーイヤフォン“オルタ”にLightning直結版「ORTA Lightning」
2019年5月31日 11:00
アユートは、AZLAブランドのエントリーイヤフォン「ORTA(オルタ)」のLightning接続モデル「ORTA Lightning(オルタライトニング)」を、6月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,980円前後(税込)。カラーはClassy GoldとQueenly Pink。
iPhoneやiPadのLightningコネクターに直接接続できるLightning対応イヤフォン。AppleのMFI認証も取得している。「充電の必要もなく、ワイヤレス再生のような音の遅延や音切れ、音質劣化などを気にせずにスマートに使える」という。マイク内蔵リモコンも備え、通話にも対応可能。
8mm径のダイナミック型ユニットを採用。40μ厚のアルミ合金製振動板を使った、独自開発の「ALCドライバー」となっている。このユニットから発せられる音波の直進性をキープしているのが特徴。反射による干渉で生じる歪みを抑制し、音波伝達のロスを最小限に抑えるというALC(アクティブロスコントロール)テクノロジーを採用した。
各種パーツの角度や形状だけでなく、アコースティックチャンバーの内容積やノズルのサイズなど、全てが緻密な計算のもとに設計されたという。
ユニットはこのALCテクノロジーでの使用を前提に、分割振動を抑制し徹底した低歪設計を採用。クリアで正確な音楽再生を実現するという。搭載した2つのベントポートがインナーチャンバーハウジング内で音響特性を活かし、さらにクリアな再生ができるとする。
アコースティックチャンバー内では、接着剤を使わずに、共振抑制効果のあるUVコーティングでALCドライバーを固定。さらに アウターハウジングと分離する事で、外部振動からもドライバーを保護。ドライバーへの悪影響を徹底的に防ぎ、ALCドライバーのポテンシャルを引き出している。
入力感度は105dB、インピーダンスは26Ω±10%。周波数特性は8Hz~40kHz。シルバーコーティングのOFCケーブルと、通常のOFCケーブルを組み合わせた、ハイブリッド4芯構造のケーブルを採用。個々のケーブルをポリウレタン樹脂で絶縁コーティングし、シース素材はエラストマーを採用した。
ケーブル着脱も可能で、端子はMMCXを採用。通常の装着スタイルに加え、耳掛けで装着することもできる。ケーブルを含めた重量は約21g。イヤーピースは、共振による音質劣化を抑え、特に高域の表現力を最大限引き出す「SednaEarfit」の素材やシェイプはそのままに、傘部の柔軟性を高めて耳道への負担を軽減した「SednaEarfit Light」を同梱する。