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tvOS 13発表。Apple TVがPS4/Xbox One Sコントローラ対応、ホーム刷新

アップルは4日、Apple TV向けの「tvOS 13」を、開発者向けイベント「WWDC 2019」で披露した。フルスクリーンでビデオプレビューができる新ホーム画面や、Apple Musicのマルチユーザー対応、Xbox One SとPlayStation 4のゲームコントローラー対応などの機能強化を行なっている。tvOS 13は、Apple開発者プログラムのメンバー向けに同日より公開。一般向けの提供は今秋予定で、Apple TV 4KとApple TV HD用の無償アップデートで利用可能になる。

tvOS 13

tvOS 13は、Apple TV 4K向けに没入型の新しいホーム画面を採用。画面上でフルスクリーンのビデオプレビューを再生できるようになり、ユーザーはすぐに新しいテレビ番組や映画、音楽、ゲームを楽しめる。

映画やゲームなどをすぐに楽しめる新しいホーム画面を採用

新しいApple TV Control Centerでマルチユーザーをサポート。家族間での切り替えが簡単になり、各自にパーソナライズされたコンテンツを楽しめる。ユーザーの好みに基づいたテレビ番組や映画のおすすめを元に視聴可能で、新しいControl Centerでは、システムのスリープやオーディオのルーティングなど、Apple TVの主な機能にすばやくアクセス可能としている。

Apple Musicのマルチユーザーにも対応し、自分用のプレイリストとおすすめを再生可能。新しいControl Centerで、再生中の曲にすぐアクセスできる。また、お気に入りの曲と同期して画面上に歌詞を表示できる。

秋にスタートするゲームのApple ArcadeがApple TV 4Kに対応。1つのサブスクリプション契約で、6人家族が100以上の新しいオリジナルゲームを無制限に楽しめて、広告や追加購入の必要なく遊べる。Apple Arcadeのゲームは、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TVでプレイ可能。

多くのタイトルがゲームコントローラーでも遊べて、tvOS 13ではXboxOne SとPlayStation 4(DUALSHOCK 4)のコントローラーにも対応。App StoreでApple Arcadeや他のゲームで利用可能としている。

Apple TV 4Kで利用可能な4K HDRスクリーンセーバーも採用。「Blue Planet」のチームであるBBC Natural History Unitとのコラボレーションにより、世界中の海の奥深くから撮影されたビデオをスクリーンセーバーとして利用できる。

新しい4K HDRスクリーンセーバー

iPhoneなどの新しいApple TVアプリと連携し、テレビ番組や映画を見つけて再生可能。4K HDRタイトルを含む10万以上のiTunes映画とテレビ番組が利用できる。アップルが今秋の提供開始を予定している、映像のサブスクリプション配信サービス「Apple TV+」も利用可能になる予定。

tvOSの開発者用プレビューがApple開発者プログラムのメンバー向けに公開されており、来月にベータプログラムが公開される予定。