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FOCAL創業40年記念スピーカー。アラミド繊維ユニット搭載
2019年6月7日 12:41
ラックスマンは、仏FOCALの40周年記念スピーカー「SPECTRAL 40th」を7月より発売する。40セットの数量限定で、価格は96万円(ペア)。カラーはウォールナット&ブラックハイグロス。
多くの独自技術を持ち、ユニット～エンクロージャーまでをフランス国内の自社工場で一貫して生産するスピーカーブランドFOCALが創業40年を迎えて発売する限定モデル。独ミュンヘンで開催されたオーディオショウ「HIGH END 2019」で先行発表されており、国内での正式発売が決定した。
限定モデルは“ネオ-レトロ(neo-retro)”のコンセプトをもとに、1990年代を代表するヒットモデル「SPECTRAL 913.1」を最新技術でモディファイしたもの。
3ウェイ・バスレフ構造を採用したフロア型。特徴的なイエローコーンユニットはAramid fibre(アラミド繊維)が使われ、最新世代16.5cmのK2ミッドレンジと、18cmのK2ウーファー×2を搭載。ミッドレンジはアラミドのシングルスキンで、ウーファーはアラミドとグラスファイバー(裏面)を使用したダブルスキン構造となっている。
ツイーターには、最新技術を用いた34mmのM形状インバーテッドドームツイーターを搭載。「アラミドコーンに特徴的なエネルギッシュで力感あふれる音色に、繊細で豊潤な表現力を獲得した」という。
ウォールナットの突板仕上げの側面とブラックハイグロスに磨いたフロントバッフルは、最厚部5cmのMDFで構成した独自のガンマストラクチャ構造。高い強度とダンピング性能を持ち合わせた独自のエンクロージャー技術を取り入れている。
“パワーフロー”と名付けたハイスピードで切れのある低域のフロントポートと、ゆったりとした量感溢れる低域のリアポートのツインポート構成により、「正確かつダイナミックな低域表現をリスニング環境に左右されずに実現する」としている。
出力音圧レベルは91dB。定格インピーダンスは8Ωで、最小インピーダンスは3.1Ω。周波数特性は34Hz～30kHzで、クロスオーバー周波数は280Hz/2,700Hz。推奨パワーアンプ出力は40～300W。外形寸法は303×424×1,148mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は46kg(1台)。
