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AVIOT、ハイブリッド・3ドライバ搭載の最上位完全ワイヤレス「TE-BD21f」

バリュートレードは、AVIOTブランドの新製品として、ハイブリッド・トリプルドライバー搭載の左右完全分離型イヤフォン「TE-BD21f」と、ネックバンド型の「WE-BD21d」を発売する。発売時期と価格は、TE-BD21fが7月下旬で17,500円、WE-BD21dが6月8日で13,000円。またTE-BD21fには、「凛として時雨」のドラムス担当ピエール中野氏監修モデル「TE-BD21f-pnk Special Edition」(オープンプライス)も用意する。

ハイブリッド・トリプルドライバー搭載の左右完全分離型イヤフォン「TE-BD21f」

TE-BD21f

完全ワイヤレスイヤフォンとして珍しい、ハイブリッド・トリプルドライバーを搭載。「超低音域から高音域に至るまで美しく鳴らし切る音響設計とチューニングを行なった」という。構成は9mmのダイナミック型×1、バランスドアーマチュア(BA)型×2。「クロスオーバー回路の設計や小型化が難しく、消費電力が大きくなる事からワイヤレスイヤフォンでの採用例は少ない」というが、「AVIOTは持てる集積技術そして省電力技術を総動員し、小型化と長時間再生とを実現した」という。

ハイブリッド・トリプルドライバー搭載の左右完全分離型イヤフォン「TE-BD21f」
AVIOT専用に開発されたツインBAドライバー

SoCはQualcommの「QCC3020」を採用。低消費電力設計との相乗効果で、片側5.9gの軽量ボディながら、最大7時間の連続再生を実現。対応コーデックはSBC、AAC、aptX。なお、aptXコーデックを使用した場合は、再生時間が2~3割程度短くなるという。

収納しながら充電できるチャージングケースが付属。軽量(約51g)ながら、約500mAhのバッテリを搭載し、イヤフォンを約3回充電可能。

高周波回路の設計技術と実装ノウハウを活用し、イヤフォン本体の内蔵アンテナを新規に設計。「電車の中や駅の構内など電波環境の厳しい場所でも音切れを最小限にした」という。

ローレット加工部分には、無垢のジュラルミンより削り出したこだわりのパーツを使用。手触りの良さと共に、外来ノイズからの影響も抑えている。

イヤーピースには、SpinFit社と共同開発した「CP355」を同梱。IPX5の防水性能も備えている。

カラーはブラック、シルバー、バイオレット。

ブラック
シルバー
バイオレット

TE-BD21f-pnk Special Edition

イヤフォン好きアーティストとして知られ、AVIOTイヤフォンの愛用者でもあるピエール中野氏とタッグを組み、TE-BD21fをベースに音質、デザインなどをピエール中野氏が全面監修したスペシャルモデルが「TE-BD21f-pnk」。

ピエール中野氏
TE-BD21f-pnk Special Edition

パッケージもオリジナルデザインになるほか、ピエール中野氏のファンから要望の多かったという、左右のイヤフォンを繋ぐシリコンストラップも同梱。スペシャルゲストとして、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱(CV:花澤香菜)をボイスアナウンスに採用している。

TE-BD21f-pnk Special Edition

WE-BD21d

ハイブリッド・トリプルドライバーを採用した、ネックバンド型のワイヤレスイヤフォン。構成は8.6mmのダイナミック型×1基、BA型×2。再生周波数帯域は16Hz~32kHz。

WE-BD21d シルバー

ケーブル途中のバッテリーパックの無い「インビジブルバッテリー設計」を採用。それでいて「音質を一切犠牲にすることなく、最大13時間の連続再生を実現した」という。なお、aptXコーデック利用時は2~3割短くなる。対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD。

本体には、非磁性体であり、外来ノイズの侵入を防ぐ高剛性ジュラルミン製のケースを採用。筐体の共振を抑える為、側面には切削による美しいローレット加工を施した。

左右をつなぐケーブルをケブラー繊維で強化し、イヤーピースにはSpinFit製「CP100Z」を使っている。IPX5の防水規格にも準拠する。

カラーはブラック、シルバーを用意する。

WE-BD21d ブラック