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AVIOT、「最高レベルの音質を目指した」完全ワイヤレス「TE-BD21j」
2020年9月29日 13:02
プレシードジャパンは、AVIOTブランドの新製品として、新設計のハイブリッド・トリプルドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「TE-BD21j」を11月下旬より発売する。価格は14,800円。カラーはメタリックレッド(MR)、ブラック(BK)、シルバー(SL)。
複数のドライバーを搭載し、完全ワイヤレスイヤフォンとして最高レベルの音質を目指して作ったという「TE-BD21f」をフルモデルチェンジ。機構設計チームが一から内部設計を見直し、イヤフォンの外装ケースを限界まで小型化。そして更なる高音質化を目指し、スピーカードライバーやPCB、内部配線に至るまで改良したという。
ドライバー構成は、8mm径のダイナミック型×1、バランスド・アーマチュア(BA)型×2。ダイナミックドライバーには、応答性を高めるために径を小さくした超軽量・高剛性PETチタンコンポジット振動版を使用。バランスド・アーマチュアドライバーには、ダイナミックドライバーとのマッチングをコンピューターで精密に解析すると同時に、AVIOTの熟練エンジニアが厳選し、0.1dBオーダーのチューニングを実施。「中高音域の情報量を増やしながら、クロスオーバー帯域での歪み感を極限まで減らすことに成功した」としている。
またサウンドステージなどに影響する位相ズレを無くすため、PCBにダクトホールを設置。各ドライバーをイヤフォンケース内に、0.01mmオーダーで最適配置するなど、高度な音響技術の全てを組み入れたという。
Bluetooth 5.2準拠。コーデックは、SBC、AAC、aptXに加え、電波の混雑具合や伝送データ量に応じてリアルタイムに転送ビットレートを可変し、音質を維持しながら、より高い接続安定性を実現するaptX Adaptiveをサポート。対応プロファイルは、A2DP、HFP、HSP、AVRCP。
ハウジング部には高性能なタッチセンサーを内蔵し、再生・一時停止、曲送り・曲戻し、音量調節や電話の着信などの操作が可能。イヤフォン本体はIPX4レベルの防水性能も備える。
接続安定性を高めるQualcomm TrueWireless Mirroringを搭載。音楽プレーヤー機器に対して片方のイヤホンを親機(プライマリ)として接続後、もう片方の子機(セカンダリ)のイヤホンに左右反対側の信号をミラーリングしながら送り出すもので、オーディオ信号の伝送ロスが発生しないよう、随時ロールスワッピングを行なうことで「音途切れやノイズによるストレスのないリスニング体験を可能にする」という。
通話品質を向上する高感度MEMSマイクを採用。cVcノイズキャンセリング機能との相乗効果で、環境ノイズやエコーの少ないクリアな音声で通話ができる。外音取り込み機能も搭載する。
低消費電力化技術と最新SoCとの相乗効果で、片側5.2gの軽量ボディながら、最大9時間の連続再生を実現。イヤフォン充電時間は約2時間。なおaptXコーデックを使用した場合は、再生時間が2~3割程度短くなる。スライド式ドアを採用した充電ケースを付属する。
なお、本製品のタイアップアーティストとして、東京スカパラダイスオーケストラを起用。最新曲「Great Conjunction 2020」のMusic VideoとリンクしたCM動画と、 メンバーによるインタビュー動画も9月29日より公開する。
さらに、凛として時雨のドラムス担当ピエール中野氏との特別コラボモデル「TE-BD21j-pnk」を12月上旬に発売する予定。