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ソニーnasneと連携する「PC TV Plus」に機能追加パック発売
2019年7月2日 14:36
ソニーは、ネットワークレコーダー「nasne」(近日出荷完了予定)などの録画/放送番組をPCで視聴できるソフト「PC TV Plus」に機能追加できる「PC TV Plus アドバンスドパック」を、7月1日より販売開始した。編集したお気に入りシーンだけをBD/DVDへ書き出す機能や、パソコンにダビングした番組のホームネットワーク配信機能などに対応するもので、価格は2,000円で1年間利用可能。無料の体験版も用意する。
合わせて、PC TV PlusのVer.4.0無償アップデートも提供開始。新たにJ:COM TV セットトップボックス(STB)を使ったテレビ放送のライブ視聴、録画番組の再生に対応する。
PC TV PlusにBD/DVDカット書き出しなど4つの新機能
「PC TV Plus アドバンスドパック」は、PC TV Plus(PC1台用3,000円)の機能を拡張できる追加ソフトウェア。「BD/DVDカット書き出し、BDプレイリスト書き出し」、「パソコンにダビングしたテレビ番組のホームネットワーク配信」、「SeeQVaultにダビングしたテレビ番組のメディア再生」、「SeeQVaultダビングしたテレビ番組のムーブバック」の4つの機能に対応する。上記のPC TV Plus 4.0アップデート実施後に適用できる。
BD/DVDカット書き出し、BDプレイリスト書き出し
編集機能で作成した「お気に入り区間情報」を用いてBDやDVDへ書き出すときに、その部分以外をカットした書き出しが可能。見たい場面だけを、容量を減らして書き出せる。
BD書き出し時は、お気に入り区間情報をプレイリストとして書き出せる。プレイリスト再生対応のBDプレーヤーでお気に入り場面だけの再生が行なえ、番組データはそのままなので全編再生も可能。
なお、カット書き出しはBD/DVD限定、プレイリスト書き出しはBD限定機能となる。編集機能(チャプター/お気に入り区間の編集など)や、編集したチャプター情報の書き出しは、PC TV Plusアプリ本体機能での提供となる。
なお、アドバンスドパック未購入の場合は、15分以内の番組でこの新機能を体験できる。
パソコンにダビングしたテレビ番組をホームネットワークで配信
パソコンにダビングやムーブバックしておいたテレビ番組を、ホームネットワークで配信するサーバー機能に対応。テレビやパソコンなど対応するプレーヤー機器から再生できる。書斎のパソコンにある番組を、リビングのテレビを操作してテレビで再生することなどが可能。
パソコンにダビング/ムーブバックしておいた番組は、番組を作成した機器の仕様のまま配信。作成した機器とプレーヤーの組み合わせによっては、再生できない場合がある。
同パック未購入の場合、サーバー機能を有効化してから15分間体験できる。
メディア再生(SeeQVaultにダビングしたテレビ番組)
著作権保護のSeeQVault対応機器/メディア(外付けHDDやSDカード)に書き出されたテレビ番組を再生可能。シーンをスキップできる「チャプター送り/戻し」と「フラッシュ送り/戻し」、録りためた番組をまとめて観る場合に活用できる「連続再生」、0.1倍～3.5倍で調節できる「スロー再生」や「早見再生」、字幕や音声の切替え、ワイド切替え(ノーマル/ズーム/フル表示)に対応する。
exFAT/FAT32/NTFS/XFS/ext4で初期化されたSeeQVault対応機器やメディアの番組の再生に対応。BDレコーダーで書き出した番組についても仕様の互換がある。
同パック未購入の場合は、この機能を再生開始より5分間体験できる。
ムーブバック(SeeQVaultにダビングしたテレビ番組)
SeeQVault対応機器/メディアに書き出されたテレビ番組を、パソコンのHDDやSSDにムーブバック(取り込み)できる。
パソコンにムーブバックした番組は、ダビングしておいた番組と同様のアプリ本体機能(再生、メディアへの書き出し、他の機器へアップロードダビング)を利用可能。アドバンスドパックで提供するホームネットワーク配信も利用できる。なお、編集した番組はムーブバックできない。
exFAT/FAT32/NTFS/XFS/ext4で初期化されたSeeQVault対応機器・メディアの番組のムーブバックに対応。BDレコーダーで書き出した番組についても仕様の互換がある。
同パック未購入の場合は、この機能を15分以内の番組で体験できる。