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週末7月6日は「ポタ研 2019夏」。Lotoo新プレーヤー「PAW 6000」など

東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックが主催する「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研) 2019夏」が、7月6日に中野サンプラザで開催される。入場料は無料。各社が新製品や開発途中の試作機などを出展するイベントで、出展内容の事前告知を行なっているメーカーもある。

Lotooの新プレーヤー「PAW 6000」

Lotooの新プレーヤー「PAW 6000」が発表

6日の11時から、7階の研修室11において、トップウイングサイバーサウンドグループが発表会を開催。Lotooの新プレーヤー「PAW 6000」を披露する。発表会には、Lotoo本社オフィス PAW 6000プロダクト・マネージャーのXu Hang氏も登壇予定。

「PAW Gold TOUCH」と同様、Lotoo独自のOS(Lotoo OS)を実装したタッチパネル式のプレーヤーで、大幅なコストダウンを実施したのが特徴。ミドルクラスのプレーヤーと位置づけられているが、「音質面において一切の妥協をしていない」という。

Cayin

コペックジャパンのブースでは、Cayin、VSONIC、UNCOMMONの3ブランドを出展。

Cayinは、今夏発売予定で同社初となるイヤフォン「YB04」や、オーディオマザーボードが交換可能なポータブルプレーヤー「N6ii DAP/A01」をはじめ、25周年を記念するフラッグシップモデルの「N8」、真鍮素材のボディにブラックのテフロンコーティングペイントを施した「N8 Brass Black」、据置型真空管アンプの「HA-300」を中心に展示する。

ポータブルハイレゾプレーヤー「N6ii DAP/A01」

イヤフォンのYB04は、「Cayinの得意とする真空管サウンドをベースに繊細なチューニングを施した」というモデルで、ドライバーはバランスド・アーマチュア×4(Sonion 33AJ007x 1、 Knowles SWFK-313736×3)。筐体はアルミニウム。ケーブルも一から開発しており、着脱可能。端子は2pin(0.78)を採用している。

当日はイヤフォン×2個に、ケーブル3本(3.5mm×2、4.4mm×1を用意している。

他にも、Cayinの据置機として、プレーヤー「iDAP-6」、DAC「iDAC」、ヘッドフォンアンプ「iHA-6」、「HA-1A MK2」 、「HA-300」などを用意する。

アユート

Astell&Kernの新製品3モデル、新ハイエンドプレーヤー「SP2000」とSP1000用外部アンプの「SP1000 AMP」、高い駆動力を備えたポータブル「KANN CUBE」で、いずれも試聴が可能。

左から「A&ultima SP2000」Stainless Steel、Copper

好みだった機種を1モデル選んで投票可能。参加者には先着100名にAKロゴ入りクロス(液晶拭き)がプレゼントされる。

KANN CUBE

ULTRASONEからは、ハイエンドモデル2製品、イヤフォンの「Saphire」とヘッドフォンの「Edition 15 Veritas」の試聴機を用意。

Saphire

「Saphire」はポータブルのSP2000、「Edition 15 Veritas」はBurson Audioのデスクトップ型ヘッドホンアンプ「Playmate(参考出展)」との組み合わせで、ハイエンドポータブルの魅力が楽しめる。

TEAC

TEACブースでは、アクティブノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスヘッドフォン「LAGOON ANC」を国内初公開として参考出品する予定。

フィードフォワード、フィードバック方式を両方採用したハイブリッド式でNC性能を高め、サウンドのパーソナライズ機能も備えている。

これ以外にも、「春のヘッドフォン祭2019」で参考出品した「BLUE BYRD」、「SOUL BYRD」も展示予定。

ゼンハイザー

7月11日に発売される、プロ用モニターイヤフォンの新モデル「IE 400 PRO」と「IE 500 PRO」が目玉となる。モニタリングイヤフォンに求められる高い性能を実現するため、原理から再設計したという新しいダイナミック型ドライバーを採用している。

IE 500 PRO

既報の通り、価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格はIE 400 PROが46,000円前後、IE 500 PROが78,000円前後。

ケーブルは着脱可能で、付属ケーブルはIE 400 PROとIE 500 PROで異なる。IE 500 PROのケーブルはツイストペアケーブルとなっており、この方式により、ノイズの発生を抑制している。

その他

ハイレゾプレーヤー「HiBy R5」も出展予定。4.4mmの5極バランス出力を備えている。

他にも、「春のヘッドフォン祭2019」で発表された、フォスター電機とフジヤエービックのコラボ企画「イヤホン・ヘッドホン自作コンテスト」の「夏期講習」も実施。

参加ブランドが、フォスター電機製のドライバーユニットを使い、ユニークなヘッドフォン・イヤフォンの試作機を展示する見込みだ。