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YouTubeに「ガンダムチャンネル」開設。全300エピソード以上を随時配信
2019年7月31日 14:35
創通とサンライズは31日、40周年を迎えたガンダムシリーズの新メディアとして、公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」を開設。過去のシリーズから全300エピソード以上を3つのカテゴリーで随時配信するほか、最新アニメ「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」も10月に配信する。
3つのカテゴリーの内の1つである「レギュラーライブラリー」では、テレビシリーズを中心に22作品の第1話と第2話を一挙無料配信。
「ピックアップライブラリー」では、各作品の第3話から第13話を毎週追加配信。第1弾ラインナップとして、「機動戦士ガンダム00」、「機動武闘伝Gガンダム」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」をピックアップ。
「40周年記念特別コンテンツ」では、40周年記念として「機動戦士ガンダム」の全43話を毎週追加配信する。
また、「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」を10月に配信開始する事を記念し「ガンダムビルドシリーズ」3作品を順次全話配信。第1弾として、「ガンダムビルドファイターズ」の第3話~第9話までを8月1日から配信。8日には第10話~第17話を追加、15日には第18話~第25話を追加。以降、各作品、順次配信予定。
31日には発表会も開催。登壇したサンライズ 小形尚弘ゼネラルマネージャーは、「ガンダムチャンネルではアニメ作品の配信だけでなく、ガンダムファンクラブ、ガンダムインフォと連動したオリジナル企画番組、プロモーションビデオ、短編、ガンダムダムシリーズの最新情報を集約した公式チャンネルになる予定」と説明した。
サンライズの浅沼誠社長は、ガンダムチャンネルの目的として、「これまでガンダムを応援していただいたファンの皆様への感謝と、より幅広い層の皆様に知っていただくために、いつでも、どこでも、誰でも、簡単にガンダムを楽しめる事を目的としている」と語る。
さらに、「ファーストガンダムやガンダムSEEDなど、世代によって“自分のガンダム”が異なる。我々は“マイガンダム”と称しているが、どの作品も、いろいろな世代の方に楽しんでほしい。また、アニメではなく、ガンプラから入ったお客様もいる。好きなガンプラが、どのシリーズに登場するのか?(見てみたいというニーズもある)。沢山の方達に、好きだった作品をもう一度、そして一度見てみたかった作品の情報を手軽に利用していただけるようにするのが、ガンダムチャンネルの趣旨」と解説した。
なお、ガンダムチャンネルはこれらの配信に加え、幕張メッセ「C3AFA TOKYO 2019」内で開催されるガンダムゲームのesports大会「GGGP(ガンダムゲームグランプリ)2019」を、8月24日・25日にライブ配信する。
GGGPは、ガンダムゲームの初の賞金付き大会として昨年夏に開催されたもの。今年も幕張メッセで開催され、題材となるゲームは「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」と「機動戦士ガンダム 戦場の絆」。賞金総額も300万円にグレードアップしての開催となる。
「ビルドダイバーズRe:RISE」のストーリーやキャラクター、登場メカ公開
10月から配信される「ガンダムビルドシリーズ」最新作「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」の、ストーリーや登場キャラクター、登場メカも公開。ガンプラやプライズ、カード、アパレル、携帯端末向けゲームアプリなどの各種商品・サービスの展開もスタートする。
作品の世界は、伝説のフォース、ビルドダイバーズがELダイバーを救った第2次有志連合戦から2年後。新たな主人公を中心にドラマが進行する。作品の中の現実世界は、2020年に「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が開催される横浜の町並みをイメージ。そこで暮らす主人公クガ・ヒロトが打ち込んでいるのは、ガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)。このGBNも従来作品から大幅にアップデートされ、バトルしているガンプラから、感覚がフィードバックされるなど、よりリアルな戦いが体験できるものになっている。
しかし、さらに盛り上がりを見せるGBNとは関係なく、様々な想いでプレイするダイバー達もいる。傭兵プレイを続けながらディメンションをひとりさまようダイバー、ヒロト。憧れの存在を目指し、様々なパーティを渡り歩くが孤高のお調子者ダイバー、カザミ。ガンプラバトルに明け暮れ、謎めいた雰囲気を漂わせるソロダイバー、メイ。協力プレイに興味を持ちながら、引っ込み思案でいまだそのきっかけを掴めずにいるひとりぼっちの初心者ダイバー、パルヴィーズ。
それぞれが孤独な彼らは、ある出来事がきっかけでもうひとつの「ビルドダイバーズ」を結成してしまうことになる。ヒロト達を待ち受けていたのは、GBNをこえる果てしない超体験だった……。
発表会にはゲストとして、「機動戦士ガンダム」アムロ・レイ役の古谷徹さん、モデルの十味(とーみ)さんが登壇。
古谷さんはガンダムチャンネルで楽しみたい過去作品について、「アムロが出ていないシリーズとか、あんまりちゃんと見ていないので。例えば名作とよく言われる“ポケットの中の戦争”とか、興味ありますね。スマホでも見れるわけじゃないですか、しかも無料なんでしょう?」と驚いた様子。ポケットの中の戦争はOVA作品で、今後配信ラインナップに追加される可能性があるという状態だが、サンライズの小形ゼネラルマネージャーは「古谷さんのオーダーという事で、配信作品に入れたいと思います」と約束。
まだガンダムには詳しくないが、これから勉強したいと語るのは十味さん。現在Zガンダムを鑑賞中とのことで、「いま、シャアとアムロが再会したところなんです。はやく続きが観たいです!!」と笑顔を見せた。
トークショーの中では、古谷さんが今日、7月31日が誕生日ということで、十味さんから花束を贈られる一幕も。「これを機に、ガンダムチャンネルでYouTuberデビューしてみては?」と聞かれた古谷さんは、「YouTuberですか!?」と笑いながらも、「そうですね、ガンダムに関連していればなんでもアリという事でしたら、池田秀一さんとゴルフ対決という番組はやってみたいですね。池田さんは僕よりゴルフの大ベテランで、僕はまだ8年目なんですが、これまで十数回戦って、勝ったのは2回だけなんです」と語り、ガンダムチャンネル内の新番組実現に意欲を見せた。
最後に古谷さんは「ガンダムチャンネルを通じて、ガンダムを見たことがない人にも身近に感じていただきたい。沢山のガンダムシリーズを通じて、ガンダムワールドに触れてもらえる事を期待しています。そうすれば僕の仕事も沢山増えますし(笑)、ガンダム THE ORIGINも映像化されていない部分もあるので、それも楽しみにしたい。これからもガンダムワールドをよろしくお願いいたします」と語った後、アムロの声で「ガンダムチャンネルいきま-す!!」と叫び、拍手を浴びた。