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HEOSがSpotify無料アカウント対応。マランツとデノンのAVアンプにAtmos Height Virtualizer
2019年8月22日 19:35
ディーアンドエムホールディングスは、マランツとデノンのHEOSテクノロジー搭載製品への機能追加アップデートを21日に実施した。AVアンプの一部機種がDolby Atmos Height Virtualizerに対応するほか、既発売のHEOSテクノロジー搭載製品すべてが無料アカウントによるSpotify Connectに対応する。
Dolby Atmos Height Virtualizerに対応するのは、マランツのスリムAVアンプ「NR1710」(2019年モデル)、デノンのAVアンプ「AVR-X1600H」、「AVR-X2600H」(2019年モデル)。
設定メニュー内の「サラウンドパラメーター」の項目に「スピーカーバーチャライザー」のオン/オフ設定が追加され、最新のバーチャル3Dサラウンドテクノロジーにより、ハイトスピーカーやサラウンドスピーカーを設置していないステレオや3.1ch環境、5.1ch、7.1chなどの環境でも、高さ方向を含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験が可能になる。
なお、サウンドモードがDolby Atmos、Dolby Surround、またはサウンドモード名に+Dolby Surroundが含まれているサウンドモードの時に設定可能。ハイトスピーカー、天井スピーカーおよびDolby Atmos Enabledスピーカーを使用していない時、またはサラウンドスピーカーを使用していない時に使用できる。
Spotify Connect無料アカウント対応
従来は、有料のプレミアムアカウントでのみ可能だったSpotify ConnectによるHEOSテクノロジー搭載製品での音楽再生が、無料のFreeアカウントでも可能なる。スマートフォンやタブレット、PCのSpotifyアプリの「接続可能なデバイス」のリストからHEOSテクノロジー搭載製品を選択すると、高音質な再生が楽しめる。
【対応機:マランツ】
- AVアンプ:NR1608、SR8012(2017年モデル)、NR1609、AV8805(2018年モデル)、NR1710(2019年モデル)
- ネットワークCDプレーヤー:ND8006
- ネットワークオーディオプレーヤー:NA6006
- ネットワークCDレシーバー:M-CR612
【対応機:デノン】
- AVアンプ:AVR-X4300H、AVR-X6300H(2016年モデル)、AVR-X1400H、AVR-X2400H、AVR-X4400H、AVR-X6400H(2017年モデル)、AVR-X1500H、AVR-X2500H、AVR-X4500H、AVC-X6500H、AVC-X8500H(2018年モデル)、AVR-X1600H、AVR-X2600H(2019年モデル)
- ネットワークオーディオプレーヤー:DNP-800NE
- ネットワークCDレシーバー:RCD-N10
- サウンドバー:HEOS HomeCinema
- ワイヤレススピーカー:HEOS 1、HEOS 3
- ワイヤレスプリアンプ:HEOS LINK
HEOSアプリでのCDプレーヤー操作に対応
マランツのネットワークCDプレーヤー「ND8006」、ネットワークオーディオプレーヤー「NA6006」、デノンのネットワークオーディオプレーヤー「DNP-800NE」において、リモート接続ケーブルで接続した各社SACDプレーヤー、およびCDプレーヤーを、HEOSアプリから操作できるようになった。
ただし、ND8006の内蔵CDプレーヤー機能の操作については2018年2月のファームウェア・アップデートにより対応済み。