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ソニー、「QN1」プロセッサ搭載のネックバンド型NC/Bluetoothイヤフォン
2019年9月5日 21:30
ソニーは、ドイツで開催されるIFA 2019に合わせて、ノイズキャンセル機能付きのネックバンド型Bluetoothイヤフォン「WI-1000XM2」を発表した。欧州では2020年1月に発売し、価格は330ユーロ。日本での発売日や価格は未定。
ヘッドフォンの「WH-1000XM3」、完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM3」と同じ世代となる、ネックバンド型のBluetoothイヤフォン。
WH-1000XM3に搭載されている、高音質ノイズキャンセリングプロセッサ「QN1」を搭載。イヤフォンに搭載したフィードフォワードマイク、フィードバックマイクからの騒音を、QN1の高い処理能力を活かして高精度に逆位相の信号を生成、ノイズキャンセル性能をさらに向上させている。
「QN1」は、音質向上にも寄与。高い処理能力を活かし、ノイズを分析して逆位相信号を生成する「DNCソフトウェアエンジン」と、その逆位相成分と音楽データをミックスする部分の処理を、32bitで高精細に行なっている。
QN1は、低歪率かつ高SN比のDACと、高品位なヘッドフォンアンプ機能も内包。これらを組み合わせる事で、音質を大幅に向上させた。
イヤフォンは従来モデルと同じ、HDハイブリッドドライバーシステムを採用。9mmのダイナミック型と、バランスド・アーマチュア型で構成し、深みのある低音から繊細な高音までクリアなサウンドを再現可能としている。ハイレゾ以外の音楽を再生する際も、ハイレゾ相当までアップコンバートして再生する「DSEE HX」機能を引き続き搭載する。
Bluetoothのコーデックは、SBC/AAC/LDACに対応。aptX/aptX HDには対応しなくなった。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応する。
連続再生時間は、最大10時間。充電時間は約3.5時間。10分の充電で80分の再生が可能。
スマホ向けアプリ「Sony|Headphones Connect」と連携。音質モードやノイズキャンセル機能の設定、外音の取り込みレベルなどを変えられる。
装着性も向上。重さが従来モデルの71gから、58gに軽量化。ネックバンドはシリコン製になり、イヤーピースは角度をつけたアングルドイヤーピースとなった。