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福井晴敏原作「亡国のイージス」12月5日BD化。「空母いぶき」も
2019年9月3日 13:31
海上自衛隊と航空自衛隊などの協力を得て撮影された、福井晴敏原作の映画「亡国のイージス」が12月5日にBD化される。価格は3,800円。発売・販売元はバンダイナムコアーツ。
同日には、『沈黙の艦隊』や『ジパング』のかわぐちかいじ氏による累計500万部突破のベストセラーコミックを映像化した「空母いぶき」もBD/DVDでリリースする。特典ディスクやブックレット、フォトブックなどを同梱したBD特装限定版は7,800円。BD通常版は4,800円、DVDは3,800円。デジタル配信は11月5日0時より開始する。
亡国のイージス
2005年7月に全国公開され、興業収入20億円を超えるヒットを記録。ベストセラー作家・福井晴敏による、政府・防衛庁・警察・国際社会を巻き込むダイナミックな展開、洋上のイージス艦を舞台にした前代未聞のアクションなど、そのスケールの壮大さから当時日本では映像化絶対不可能と思われていた作品。
監督は阪本順治、脚本は長谷川康夫と飯田健三郎。編集はウィリアム・アンダーソン。音楽はトレヴァー・ジョーンズ。出演は、真田広之、寺尾 聰、佐藤浩市、中井貴一など。
BD2層ディスクで、本編は127分。音声は日本語ドルビーTrueHD 5.1chとリニアPCM 2.0ch。日本語・英語字幕ほか、約1分の予告映像も収録する
あらすじ
――イージス。すなわちギリシャ神話の無敵の盾の名を持つ最新鋭防空システムを搭載した護衛艦。
東京湾沖で訓練航海中のイージス護衛艦<いそかぜ>に沖縄米軍基地から奪われた化学兵器<GUSOH>が某国特殊工作員によって持ち込まれてしまう。首謀者は、某国対日工作員ヨンファ。
先任伍長・仙石恒史は急遽発令を受け乗艦した如月行1等海士が特殊工作員であり、艦長はすでに命を奪われていた事実を知る。
しかし、ヨンファと手を結び、国家に対して反旗を翻したのは副長の宮津、その人だった……。
「現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏内に設定されている。その弾頭は通常に非ず」。
ミサイルの弾頭には、わずか1リットルで東京を廃墟に変える威力を持った<GUSOH>が搭載されていた。
一方、防衛庁情報局(DAIS)内事本部長・渥美らが対策を練るが、最新鋭の防衛システムを持つ<いそかぜ>になす術がない。そんな中、仙石はたった一人で艦に舞い戻るが……。
空母いぶき
'19年5月24日に全国331館で拡大公開され、動員数約100万人を記録した話題作。
監督は若松節朗、脚本は伊藤和典と長谷川康夫。企画に福井晴敏。音楽は岩代太郎。出演は西島秀俊、佐々木蔵之介など。
BD2層ディスクで、本編は134分。音声は日本語ドルビーTrueHD 5.1chとリニアPCM 2.0ch。日本語・英語字幕ほか、特報/予告30秒・60秒・90秒/TVスポットの映像特典を収録する。
BD特装限定版では、本編ディスクに加え、約100分の特典映像を収めたBDディスクを封入。ほかにも、スタッフインタビューや戦艦CGモデル、VFX製作資料、コンセプトデザイン、セット図面などを収録した80ページのスペシャルブックレット、出演キャストの撮影現場スチールや特写(宣伝用写真)を掲載した40ページのメイキングフォトブックが付属する。
あらすじ
20XX年。日本の最南端沖で起こった国籍不明の軍事勢力による突然の発砲。日本の領土の一部が占領され、海保隊員が拘束された。未曾有の緊張が走る中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛隊群を現場に向かわせる。空がうっすらと白み始めた午前6時23分。この後日本は、かつて経験したことのない1日を迎えることになる―。