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Campfire、イヤフォン「Andromeda」の限定生産版。低域用BA追加&新構造

ミックスウェーブは、Campfire Audio製イヤフォンの限定生産モデル「Andromeda Special Edition:Gold」を9月13日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は156,300円前後。1,000台限定生産で、日本向けは200台。

Andromeda Special Edition:Gold

8月に香港で開催された「Hong Kong High-End Audio Visual Show」向けに開発された特注モデル。「Andromedaが持つポテンシャルをさらに引き出すべく、新たな可能性を模索し、バランスドアーマチュア型ドライバーの選定やサウンドチューニングにおけるクロスオーバー設計の見直しを行なった。オリジナルモデルAndromedaよりもさらに深くパンチのある低音域に、マスキングされない透明感のある中高域を実現した」という。

オリジナルのAndromedaに採用しているドライバー設計に対し、バランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーを2基追加。低域用のBAをクアッド化(4基搭載)したことで低域を強化。サウンドレンジの拡張に成功したという。合計7ドライバーで、構成は低域×4、中域×1、高域×2)。

新たに「クロスオーバーレス設計」も採用。3Dプリンターで精密に形成したアコースティックチャンバー(空気室)とBAドライバーをクロスオーバーチューニングの中核としたことで、コンデンサーや抵抗を使用しない、クロスオーバーレス設計を実現。この仕組みにより、「これまで以上に各ドライバーが持つポテンシャル、生音(本来の音)の伝達を可能にした」という。

独自の「Tuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C)」は、音導管の代わりに3Dプリンターで精密に形成した「アコースティックチャンバー(空気室)」を使ってサウンドチューニングや音の伝達を行なう新技術。音導管内部で起こる音の共鳴などの問題を排除し、高域の周波数特性を改善。ドライバーが本来の持つサウンドを、正確に伝達可能としている。

筐体はアルミ製で、24金メッキのスクリューを使用。ノズルはPVDブラック・ステンレススティール。ケーブル着脱が可能で、イヤフォン側の端子はベリリウム銅加工のMMCX。入力端子はステレオミニ。

周波数特性は5Hz~20kHz。感度は116dB SPL/mW。インピーダンスは7Ω(1kHz)。イヤーピースはシリコン、フォーム、E-Typeを同梱する。

スモーキーカラーのジャケットを採用した新デザインの「Litz Wire Earphone Cable」が付属。イヤーガイドの部分はワイヤー(針金)から、熱処理で癖をつけたものに変更して軽量化。ケーブルの編み方は、もつれにくくなるツイストデザインで仕上げた。ケーブル導体は銀メッキ銅。ケーブル長は約120cm。

Litz Wire Earphone Cable

持ち運び用のプレミアムレザー・ジッパーケースは、ウールを使用したクッション性のある裏地でイヤフォンを保護。このケースはポルトガルの小さな工房で作られている。

プレミアムレザー・ジッパーケース