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B&O、スピーカーが開閉する77型有機ELテレビ「Beovision Harmony」。280万円から
2019年9月27日 17:59
Bang & Olufsen(B&O)は、77型有機ELテレビ「Beovision Harmony」を10月23日より順次発売する。価格は、オーク/アルミニウムカバーモデルが300万円、ファブリックカバーモデルが280万円。
LG製の77型4K/HDR対応有機ELテレビにB&Oの3chスピーカーを統合した製品。電源が入っていない時や音楽の再生中は、画面がフロア近くまで下降してフロントカバーの背後に収まるデザインが特徴。電源を入れるとスピーカーが扇のように左右に展開、画面が視聴位置まで上昇する。「日々の生活に魔法のようなひとときを求める方々のためにデザインされたBeovision Harmonyは、贅沢を極めたエンターテイメント」としている。設置方法は、フロアスタンドまたは壁掛けブラケットの2通りから選択可能。
デザインのコンセプトとして、B&Oのミッドセンチュリー アーカイブから、テレビキャビネットに着目。当時のキャビネットが、テレビやラジオをブラインドで目隠ししてリビングルームとの完全な融合を図っていた形を継承した。
3chスピーカー内蔵で、ユニット構成は1インチのツイーター×1、2.5インチフルレンジ×2、4インチミッドレンジ/ウーファー×1、4インチウーファー×2。パワーアンプはセンターツイーター用が50W×1、フルレンジ用が50W×2、ミッドレンジ/ウーファー用が100W×3。
7.1chサラウンドサウンドモジュールを内蔵し、別売のBeolabスピーカーを追加すればサラウンド環境も構築可能。最大8台のスピーカーと完全ワイヤレスで接続できるImmaculate Wireless Sound機能にも対応する。
有機ELテレビはHDR対応で、Dolby Visionをサポート。webOS 4.5を搭載する。アルミニウムの一枚板から押出し加工されたBluetoothリモコンのBeoremote Oneで操作できる。
音楽ストリーミングサービスの機能も統合。AirPlay 2、Bluetooth、DLNA、Chromecast built-in、Deezer(Deezer HiFi含む)、TuneInに対応する。オーディオモード時は、スピーカーカバーで覆われない部分の画面に、楽曲名やラジオ局などの情報を表示。B&Oのマルチルーム対応スピーカーとも連携して各部屋のスピーカーでテレビ音声を流したり、家中で音楽を聴くことも可能。
重量は、テレビ部が29.9kg。Bang & Olufsen Soundcenter(フロアスタンドとスピーカーカバーを含めた部分)が80.6kg。