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B&O、電源ONで“開く”4K有機EL「Beovision Harmony」に65型。230万円から

Bang & Olufsen(B&O)は、電源を入れるとスピーカーが左右に展開し、ディスプレイがせり上がる4K有機ELディスプレイ「Beovision Harmony」に65型を追加した。発売日は11月27日。価格は、ファブリックカバーモデルが230万円、オーク/アルミニウムカバーモデルが250万円。

Beovision Harmony(オーク/アルミニウムカバーモデル)

LG製の4K有機ELディスプレイに、独自のスピーカーシステムを組み込んだモデル。テレビ放送を見る場合は、チューナーをオプションで追加する必要がある。'19年10月発売の77型とサイズ以外は変わらない。

電源のON/OFFでディスプレイとスピーカーが稼働するギミックが特徴の1つ。電源OFF時や音楽再生中はディスプレイが下降し、フロントカバーの背後に収納。電源ON時は、スピーカーが扇のように左右に開き、ディスプレイが視聴位置まで上昇する。

電源OFF/音楽再生時
電源を投入すると、スピーカーが展開し、ディスプレイが上昇する
Beovision Harmony(ファブリックカバーモデル)

ステレオとセンターの3chスピーカーを内蔵。ユニット構成は1インチのツイーター×1、2.5インチフルレンジ×2、4インチミッドレンジ/ウーファー×1、4インチウーファー×2。アンプはセンターツイーター用が50W×1、フルレンジ用が50W×2、ミッドレンジ/ウーファー用が100W×3。

7.1chサラウンドサウンドモジュールを内蔵し、別売のBeolabスピーカーを追加すればサラウンド環境も構築可能。最大8台のスピーカーと完全ワイヤレスで接続できるImmaculate Wireless Sound機能にも対応する。

Dolby Visionをサポート。OSは、LG独自のwebOS 4.5を搭載する。アルミニウムの一枚板から押出し加工されたBluetoothリモコン「Beoremote One」を同梱する。

音楽ストリーミングサービスの機能も統合。AirPlay 2、Bluetooth、DLNA、Chromecast built-in、Deezer(Deezer HiFi含む)、TuneInに対応する。オーディオモード時は、スピーカーカバーで覆われない部分の画面に、楽曲名やラジオ局などの情報を表示。B&Oのマルチルーム対応スピーカーとも連携して各部屋のスピーカーでテレビ音声を流したり、家中で音楽を聴くことも可能。

重量は、テレビ部が25.2kg。Bang & Olufsen Soundcenter(フロアスタンドとスピーカーカバーを含めた部分)が78.4kg。