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B&O、スピーカーが開閉する有機ELに8K/88型。690万円

「Beovision Harmony」

Bang&Olufsen(B&O)は、88型有機EL「Beovision Harmony 88インチ」を7月23日に発売する。8Kパネルを採用し、価格は690万円。別途、送料と設置費用が必要となるほか、受注製品のため3カ月以上の納期が必要。なお、8Kチューナーは搭載しておらず、BS8K放送を視聴するためには別途HDMI 1本で8K出力が可能な8Kチューナーなどが必要。4K HDMI出力を4本接続して8Kを表示する方法には対応していない。

電源が入っていない場合やスピーカーのみ使用する際はスピーカーカバーが画面を覆う
電源を投入するとスピーカーカバーが展開、画面が視聴位置に上昇する

LG製の88型/8K有機ELモニターに、B&Oの3chスピーカーシステムとデュアル サブウーファーを統合させた製品。すでに発売されている「Beovision Harmony」シリーズと同じく、電源が入っていない場合や、スピーカーのみを使用する場合は、画面がフロア近くまで下降し、スピーカーカバーの背後に収まるデザインが採用されている。電源を入れるとスピーカーカバーが扇のように左右へ展開し、画面が視聴位置まで上昇する。

B&Oのスピーカー拡張機能にも対応し、最大8つの「Beolab」シリーズスピーカーを接続して7.1chのサラウンドシステムを構成することもできるという。

特徴的なスピーカーカバー部はアルミニウムをベースに、オーク材、ウォルナット材、ファブリック生地のなかから、ひとつと組み合わせ可能。オーク材にはナチュラルカラーとスモークカラーの2色が用意され、ユーザーの好みやインテリアに合わせてデザインをセレクトできる。

アルミニウム部分のカラーは組み合わせによって異なり、ナチュラルカラーのオーク材、ファブリック生地を選ぶとシルバーに、ウォルナット材、スモークカラーのオーク材を選ぶとブロンズ調になる。

販売は全国各地にあるB&Oの専門店で行なわれ、Bang&Olufsen銀座では、Natural Oak Wood/Silverモデルが7月22日から8月25日の期間限定で展示される。