ニュース
360度5.6K動画が撮れるGoPro「MAX」。安定撮影Max HyperSmooth、超広角も
2019年10月1日 23:04
GoProは、デュアルレンズ搭載で360度動画/静止画などが撮影可能なアクションカメラ新機種「MAX」を10月25日に発売する。予約受付を開始しており、価格は67,100円(税込)。直販サイトで購入すると、SanDisk Extreme 32GB microSDHCカードも同梱される。
1つのレンズを使ってGoPro HEROシリーズのように安定した動画撮影ができるほか、2つのレンズを使って360度動画撮影も可能。さらに、ユーザー側のディスプレイとショットガンマイク並みというマイクを活用して“次世代のVlogカメラ”としても使えるという。「創造性の限界を目指すイノベーティブなユーザーに最適」としている。
1440/60pや1080/60p動画、5.6Kの360度動画、550万画素HERO写真、620万画素のパノラマPowerPano写真などの撮影に対応。ハウジングなしでも水深5mまで対応する。折り畳み式の「マウントフィンガー」を備え、様々なマウントに装着できる。
180度撮影時に使える手ブレ補正機能のMax HyperSmoothにより、シーンを選ばず映像を安定化。そのほか、360度ビデオ/写真を本体内でスティッチングする機能や、 GoProアプリ内で360度コンテンツのキーフレームベース編集などに対応する。
GoPro史上最も広角という新開発のMax SuperViewなど、4つの画角変更が可能。従来のSuperViewよりもさらに26度広角な「Max SuperView」、「広角」、歪みのない「リニア」、スマートフォンと同等の「狭角」から選べる。
手ブレ補正のMax HyperSmoothは、カメラ内ホライゾンレベリング(水平ロック)により、「シルクのように滑らかなシネマティックスタイルの映像を撮影できる」としている。
「Max TimeWarp」機能は、360度モードとHEROモードの両方で利用可能。HEROモードでは、動き、シーン検出、光量に基づいて速度が自動的に調整。タップすると速度がリアルタイムまで下がり、再度タップすると速度が再び上がる。
「PowerPano」は、パンせずにパノラマ写真を撮影できる機能。カメラを水平移動させることなく、270度歪みのないパノラマ撮影が可能。アクションショットの撮影や、スケール感のある自撮りに最適だという。
音声は、360度+ステレオに対応。6つのマイクによるリアルな360度オーディオで、「GoPro史上最高のステレオサウンド」を実現するという。HEROモードの「指向性オーディオ」は、どのレンズを使用していても、カメラの正面または背後の音声を任意に優先する機能で、Vlogに最適としている。
GoProアプリに搭載された新しいキーフレームベースのワークフローを使用して、360度映像を従来のビデオや写真にリフレーム可能。再生、編集、共有も自由に行なえるという。
アプリを使って1080pライブストリーミングも可能。HyperSmooth安定化機能を活用しながら、HEROモードで撮影した映像を、そのまま配信できる。
音声コントロールが可能で、15の言語および方言で13種類のコマンドに対応。GPSにも対応し、現在の位置、高度、移動速度を取得。GoProアプリを使って、GPSパフォーマンスステッカーをビデオに追加できる。
シーン検出にも対応。HEROモード時は、雪の中やビーチ、水中など、今いる場所の環境をMAXが認識する。
GoProPLUSを利用したクラウドへの自動バックアップも行なえ、MAXからクラウドへ、ビデオや写真を自動的に取り込める。