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JVCが「防音イヤーマフ」。形はヘッドフォンでも音は出さず耳を保護

JVCケンウッドは、JVCブランドの新製品として、不快な周囲音や騒音から耳を守る防音保護具としてのイヤーマフ「EP-EM70」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,000円前後。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色。

イヤーマフ「EP-EM70-B(ブラック)」

高音域から低音域まで安定した高い遮音性能を持ち、「防音保護具としてのイヤーマフのイメージを一新するヘッドホンライクなデザイン」を採用。フィットするヘッドバンドや指を挟みにくい形状など使いやすさにも配慮。「日常のさまざまなシーンで普段使いできる新たなイヤーマフ」としている。なお、ヘッドフォンのように音を出す機能は持たない。

一般的には不快ではない音を不快に感じたり、音が聞こえすぎるために日常生活に支障があるという人や、周囲の騒音を気にせずに勉強や仕事に集中したい、落ち着いて過ごしたい人などの利用を想定している。音楽フェスなどのライブの場でも、爆音から耳を守るために、あえてイヤーマフや耳栓を装着して楽しむ人も活用できるという。

EP-EM70-W(ホワイト)

JVCがヘッドフォン事業で培ってきた技術を活用。遮音性能は、NRR(Noise Reduction Rating)23~31dB(ANSI S12.6規格)/19dB(ANSI S3.19規格)。外出先で周囲の不快な音や騒音から聴覚を保護するだけでなく、自宅で勉強や作業に集中したいときや、落ち着いて過ごしたいときにも便利だという。

一般的なバンドタイプヘッドフォンのようなデザインを採用。周囲の目を気にせず、ヘッドフォン感覚で使えるという。

通常のヘッドフォンと比べて約2倍の側圧にすることで耳をカバーして外音を遮断。スライド式で長さを調節できるヘッドバンドと、ソフトなスポンジ層でフィットするクッションを採用。高い遮音効果と快適な使い心地を両立したという。重量は273g。

EP-EM70の減衰仕様