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シャープ、AQUOS向けクラウドサービス「COCORO VISION」機能追加。キーワード登録など

シャープは、液晶テレビAQUOS向けのクラウドサービス「COCORO VISION」を31日より順次アップデート、スマートフォン向けアプリ「COCORO VISION」を9日よりリニューアルした。AQUOS向けのサービスでは、新たにキーワード登録が可能になり、おすすめ機能が向上。またスマホ向けでは、一覧性が向上しテレビとの連携機能が強化された。

リニューアルされたAQUOS向けのクラウドサービス「COCORO VISION」

「COCORO VISION」は、AIがテレビの視聴や録画傾向を分析・学習し、おすすめの番組や情報をお知らせするクラウドサービス。

今回のアップデートで、キーワード登録に対応。従来は視聴履歴でしか利用者の嗜好を把握できなかったが、メニューのキーワード登録から、好きなタレントやグループ、スポーツチームなどを登録することで、よりユーザーの好みに応じたレコメンドが表示できるようになった。キーワード登録は、リモコンにキーワードを話しかけることで行なえる。

トップのユーザーインターフェイスもリニューアルされ、「操作ガイド」や「使い方ガイド」も新たに搭載。AIによるおすすめ理由がポップアップ表示され、番組が選びやすくなっているほか、AQUOS画面上で機能の説明や操作方法が確認できるようになっている。

発表会では、発話によるキーワード登録などを実演

またスマートフォン向けアプリ「COCORO VISION」も同時にリニューアル。おすすめ番組画面の一覧性が向上したほか、スマートフォンのシンプルな操作でAQUOSの視聴・録画予約画面の起動が行なえるようになった。

左がリニューアル前で、右がリニューアル後のUI。下部のメニュー名「ランキング→放送中ランキング」、「AIカード→おすすめ」、「MYカード→お気に入り」も分かりやすい名称に変更されている