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止まらない「ジョーカー」アメコミ映画12年ぶり3週連続No.1。180万人動員

10月4日から劇場公開されている映画「ジョーカー」が、週末ランキングで国内3週連続No.1を記録した。興行収入は27億円を突破し(2,720,157,750円)、動員数は1,845,043人に達した。日本においてアメコミ映画の3週連続No.1は、'07年の「スパイダーマン3」以来12年ぶり。映倫区分R15+指定の本作がランキング3週連続1位となるのも異例と言える。

ジョーカー
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

米サイト「Box Office Mojo」(10月20日付け)によれば、世界興行収入は7.3億ドル(800億円)を記録。第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を獲得しており、早くも「本年度アカデミー賞最有力」の呼び声も高い。SNS上でも多くの人が関心を寄せており、普段映画館に行かないような人々も巻き込み、大きな話題になっているという。


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

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主人公のアーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックスは「僕にとって、特別な映画だ。この映画への人々の反応は、それぞれ違うだろう。実に多くの感じ方があると思う。僕はそういった点に惹かれた。僕は、多くの異なる考え方を持つ人たちが楽しめる映画が好きだ。この映画は、多くの様々な人たちの期待に応えられるものになっていると思うよ」とコメントを寄せている。


(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

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「ジョーカー」あらすじ

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。

都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。

笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?

映画「ジョーカー」本予告