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「ジョーカー」興収20億突破、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」超え。“ジョーカー階段”が聖地に

10月4日から劇場公開されている「ジョーカー」が快進撃を続けており、世界興行収入が5.4億ドル(590億円)を突破した。米サイト「Box Office Mojo」(10月14日付け)によれば、10月11日~13日で5,586万1,403ドル(60億5,430万円)を記録。日本でも週末ランキングで 2週連続のNo.1を記録し、公開12日間(10月4日~15日)で、動員数1,415,587人、興行収入は20億8,672万6,500円と、20億円を突破した。

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

日本において、アメコミ映画が2週連続No.1になるのは「アメイジング・スパイダーマン」以来7年ぶり。3連休の週末は10月12日、13日と台風による荒天で閉館する映画館が相次いだが、連休最終日の10月14日は初週末の日曜日(10月6日)の興収対比94.41%と、2週目にも関わらず、1週目からほとんど興行が落ちなかったという。

また、興収20億突破は、日本でのDC映画の興行収入記録「ダークナイト ライジング」(最終興収19.8億/2012年)、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(同18.1億/2015年)の記録を既に超えている。

ジョーカー
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

なお、劇中には何度も登場する“階段”が存在するが、この階段が世界中から注目を集めている。Google マップでは“Joker Stairs(ジョーカーの階段)”と登録され、この階段まで足を運び、ジョーカーと同じポーズで撮影した写真をSNSに投稿する“聖地巡礼者”が続出しているという。

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「ジョーカー」あらすじ

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。

都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる“悪のカリスマ”ジョーカーに変貌したのか?

映画「ジョーカー」本予告60秒