ニュース
ゼンハイザー、“通勤の質を上げる”NC機能搭載Bluetoothヘッドフォン。約4.2万円
2019年11月7日 08:30
ゼンハイザージャパンは、アクテイブノイズキャンセリング(NC)機能を搭載したBluetoothヘッドフォン「PXC 550-II Wireless」を11月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は42,000円前後。
'16年11月発売のヘッドフォン「PXC 550 Wireless」の後継モデル。外観デザインや基本性能はそのままに、対応コーデックの拡張(aptX LL/AAC)や音声アシスタント対応、風切り音低減機能、ファームウェアのアップデート機能を新たに追加。カラーリングもシックなグレーを基調とした。
新モデルについて、同社は「MOMENTUMシリーズは音質追求型の製品だが、PXC 550はゼンハイザーサウンドを維持しながら、通勤や出張、通話が欠かせない“ビジネスマン”に最適な仕様とした。ビジネスマンの平均通勤時間は約94分/日で、1年では376時間にも達する。高品位なノイズキャンセリングヘッドフォンを使うことで、集中力が増し、通勤などの質も向上する」と説明する。
ユニットはダイナミック型の32mm径ドライバーで、ハウジングは密閉型。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC/aptX/aptX LL/AACをサポート。SiriやGoogleアシスタント、Amazon Alexaの音声アシスタントに対応する。
通常のアクティブノイズキャンセルに加え、周囲のノイズレベルを自動認識してキャンセル量を最適化できるアダプティブノイズキャンセル機能を搭載。ハウジング側面のスイッチで、アクティブ・アダプティブのオン/オフ切り替え、アプリ「Sennheiser Smart Control」でアダプティブと風切り音低減の切り替えが行なえる。
外音の取り込みにも対応しており、右ハウジングのタッチパネルをタップするだけで、ヘッドフォンを装着したままで周囲の音を聞くことができる。タッチパネルを使い、再生中の音楽の音量調整や早送り、電話応答が可能。3つの内蔵マイクが声に焦点を合わせるビームフォーミング技術により、騒がしい環境でもクリアな通話が可能という。
ヒンジの展開・折り畳みを検知する自動オン/オフ機能や、ヘッドフォンを耳から離すと音楽の再生が止まるSmart Pause機能を搭載。アプリ「Sennheiser Smart Control」で、音質や機能を設定することもできる。
有線接続でも利用可能で、有線時の感度は110dB。周波数特性は17Hz～23kHz。
バッテリを内蔵し、無線時(Bluetooth+ノイズキャンセル)は最大20時間、有線時(有線+ノイズキャンセル)は最大30時間の再生が可能。15分で1時間使用できる急速充電にも対応する。
重量は約232g。キャリングケース、航空機用プラグアダプタ、有線ケーブル(1.4m)、充電用microUSBケーブルを付属する。
