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エソテリック、300万円のゴールド仕様SACDプレーヤー「Grandioso K1XN」

エソテリックは、Grandiosoシリーズ初のスペシャルモデルとなるSACDプレーヤー「Grandioso K1XN(GOLD)」を2020年2月1日に発売する。全世界50台限定で、価格は300万円。

Grandioso K1XN(GOLD)

フラッグシップSACD/CDプレーヤー「K1X」に、ESOTERIC初代モデルのP-1やD-1を彷彿とさせる、ゴールドのアルミボディとイエローアンバーの有機ELディスプレイを採用したスペシャルモデル。1~50のシリアルナンバープレートが背面に貼付される。

レガシーモデルのエッセンスをとり入れつつ、トランスポートメカは、新プラットフォーム「VRDS-ATLAS」を搭載。トレイトップは1989年の「ESOTERIC P-2s」と同じくゴールドメッキを施した専用デザインで、ピンポイントフット・サイドネジもゴールドメッキ仕上げ。

既存モデルのK1Xと同様に、完全自社設計の「Master Sound Discrete DAC」を搭載。独自開発の64bit/512Fs対応のΔΣモジュレーターを装備。DSD 22.5MHzやPCM 768kHzなどの再生に対応する。

内蔵するDACは左右チャンネルで電源トランスも独立させ、合計で4つの独立トロイダル電源トランスを搭載する。集積回路を使わないディスクリート構成で、フィードバック量を最小限とする「ローフィードバックDCレギュレーター」も備える。

VRDS-ATLASトランスポートメカをセンターに配置。5mm厚のスティール製ボトムシャーシに固定、独自のピンポイントフットで4点支持することで振動を抑制している。シャーシ内部はダブルデッキ(2階建て)構造で、主にオーディオ基板を上層、電源回路やトランス類を下層に配置することで、磁束漏れや振動などの影響を防ぎ、電源供給の配線を最短化した。

アンプとの接続は、アナログバランスのXLR、アンバランスのRCAに加え、独自の「ES-LINK Analog」に対応。XLR/RCAのデジタル音声出力も搭載する。消費電力は30W、外形寸法は445×447×162mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は35kg。