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Westone、新カスタムIEM「ES40/70」。ES70は大型低域BAと、ES80の高域&中域BA搭載

テックウインドは、WestoneのカスタムIEM(インイヤモニター)ESシリーズの新製品として、「ES40」と「ES70」の受注を12月14日から開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はBA(バランスドアーマチュア)×4基のES40が115,000円前後(税込)、7基のES70が180,000円前後(税込)。

ユニットの構成は、ES40が高域×1、中域×1、低域×2。ES70が高域×4、中域×2、低域×1。

ES40

ES40のサウンドの傾向は、「非常にバランスの取れた、パワフルで明瞭なサウンドステージを作り出し、ハッと息をのむような没入感のあるサウンドをお楽しみいただける」という。

最新の2基の低周波ドライバーにより、「録音された音楽を際立たせるような、厚みのある、豊かで、没入型の低周波情報を作成し、また、世界最大のステージ上で演奏する際にも十分なタフさを持ち合わせている」とする。

再生周波数帯域は10Hz~20kHz、入力感度は112dB SPL@1mW、インピーダンスは28Ω。

ES70

ES70は、Westone最大の低域用ドライバーと、フラグシップモデル「ES80」で使用している高域ドライバーと、ミッドレンジドライバーを組み合わせている。これに、「きらめくような高解像度の高域とハーモニックコンテンツを再現するように設計された新しいクロスオーバーを主な特徴としつつ、今日最も需要のある低周波サウンドもしっかりと耳に届ける構造」になっているという。

どちらもカラーパターンは全65色から選択可能。左右を異なる色にすることもできる。フェイスプレートはWestoneが用意するデザイン、カラーに加え、有料だがユーザー希望のデザインを施すことも可能。

再生周波数帯域は5Hz~22kHz、入力感度は115dB SPL@1mW、インピーダンスは39Ω。