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音楽再生ソフトfoobar2000がVer.1.5に。UI刷新やFLAC 1.3.3対応
2019年12月2日 16:33
音楽再生ソフトのfoobar2000が、Ver.1.5にメジャーアップデート。新しい「プロパティ」画面の採用や、FLAC 1.3.3対応などを行なった。対応OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1/10など。
ユーザーインターフェイスなどを中心に変更され、新しくなった「プロパティ」画面で、再生ゲイン値の変更などに対応。また、削除画面などで「今後これを表示しない」チェックボックスの追加を行なっている。更新内容は下記の通り。
- 新しい[プロパティ]ダイアログで、添付された画像の取り込み、再生ゲイン値の変更などに対応
- 大きなトラックリストの選択プロパティのパフォーマンスが大幅に向上
- さまざまなプロンプト(削除/リサイクルなど)に「今後これを表示しない」チェックボックスが追加
- foob2000の再起動後に記憶されるメインウィンドウの表示において、1.4以前の動作を復元
- メディアライブラリのスキャンエラーのログを追加。メディアライブラリの基本設定に[エラーを表示]ボタン
- 手動トラック変更時に再生キューをフラッシュするための詳細設定オプションを追加(デフォルト時オン)
- 「フォルダーを含むフォルダーを開く」コマンドがアーカイブ内のトラックで機能するようにした(アーカイブを含むフォルダーを開く)
- タグを更新するときに、トラックの最終変更タイムスタンプを保持するオプションが追加
- 保存中にシステムがクラッシュした場合の構成の破損に対する追加の保護(FlushFileBuffers)
- ファイル操作:すべてのボリュームがリサイクルアクションをサポートしているわけではないため、削除/リサイクルプロンプトは常に「リサイクル」ではなく「削除」と表示
- FFmpeg 3.4.6はMSコンパイラで変換され、DLLランタイムによりバイナリサイズが縮小された
- FLAC 1.3.3対応
- cue + binオーディオCDイメージの読み取りを実装
- foobr2000から別のプログラムにトラックをドラッグする際のストールを減らすために、非同期のドラッグアンドドロップを実装
- トランザクションファイルシステムのサポートを削除
- 外部タグおよびスキップトラックコンポーネントのプログラミングインターフェイスを改善
- 既定のユーザーインターフェイスでのアルバムアートの読み込み/サイズ変更操作を非同期にした。大きな写真でアプリが一時的に応答しなくなることを防ぐ
- コンバーター:-music/-speechモード用のOpusエンコーダー選択を追加
- コンバーター:さまざまなダイアログの新しいリストコントロール。列のサイズは記憶される
- Skip Silenceおよび同様のDSPエフェクトによる再生位置レポートの改善。
- リストされているがfoobar2000.orgでホストされていないコンポーネントの更新を確認できるようにした
- MP3ファイルの埋め込みキューシートサポートを有効にした
- WavPack/DSD MD5を可視化-別のフィールドを使用して、Verifierが検証しないようにした