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HYLA、圧電セラミック×ダイナミック×BAのトリプルハイブリッドイヤフォン「Sarda」

サイラスは、オーディオブランドHYLAの新イヤフォンとして、トリプルハイブリッド仕様の「Sarda」を12月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後。同時に、付属のケーブルのプラグチェンジモデルの単品販売(取り寄せ)も受注開始する。

「Sarda」

HYLA-I型エンジンこと「Trident Engine」(トライデント エンジン)を搭載。その名の通り3つの異なるドライバーを、それぞれの魅力をなくすことなく搭載したという。

高域から超高域を担当する圧電セラミック振動板ドライバー1基、低域用のダイナミックドライバー1基、中高域用のBA(バランスドアーマチュア)ドライバー2基構成。

圧電セラミック振動板ドライバーは、通常の超音波発生装置などに使用されているものではなく、オーディオ用途に特化した7種構造の振動板を採用。20kHz以上の可聴域を超えた周波数帯を駆動するために搭載したという。

また、圧電セラミック振動板ドライバーとダイナミックドライバーを同軸配置する事で、ドライバーが相互に干渉せず、広帯域に渡りフラットでバランスの取れたサウンドを実現したとする。出力音圧レベルは111dB@1kHz、再生周波数帯域は20Hz~45kHz。インピーダンスは7Ω。

PW AUDIO OEM、HYLA特注のケーブルが付属。2ピン着脱式の1.2mケーブルで、入力端子は3.5mmのステレオミニ。線材は銅線を採用し、線を覆う黒のチューブが高級感を演出している。

同ケーブルの入力プラグ違いとして、2.5mm 4極バランスと、4.4mmバランス入力端子のケーブルも受注する。価格はオープンで、店頭予想価格は各13,000円前後。

イヤーピースはシリコン製とフォームタイプの2種類を同梱。VanNuysに特注した専用ケースも付属。マジックテープの止め方によって、縦使いも可能なケースとなっている。