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ソニー4Kテレビ「BRAVIA A9G/X9500G」が特定条件下で音切れ。回避方法を案内

ソニーは25日、一部4Kテレビにおいて、特定条件下で音声が途切れる場合があると発表した。修正ソフトウェアを提供予定だが、事象が発生した場合は、テレビの音質モード設定変更と、テレビ本体のチューナーを使用するよう案内している。

'19年6月発売の4K液晶テレビ「BRAVIA KJ-85X9500G」

対象製品は、4K有機ELテレビ「BRAVIA A9Gシリーズ」と、4K液晶テレビ「X9500Gシリーズ」。接続する機器や設定など3つの条件をすべて満たしているとき、音楽からナレーションやMCになると、音声が途切れる場合があるという。

同社では、事象が発生した場合の回避方法を案内。対策ソフトウェアの提供も予定しており「準備でき次第、対策版ソフトウェアのリリース情報を本ウェブサイトにて知らせる」としている。

発生条件と回避方法は下記の通り。


    【発生条件】
  • テレビにHDMI経由で機器(CATVセットトップボックス/BDレコーダー/BDプレーヤー/4Kチューナーなど)を接続している
  • HDMI経由で接続された機器にて5.1ch音源の番組を視聴時に、放送局側によるL/Rチャンネル(2chのモノラル音声)のみのシーンに切り替えが起こる
  • HDMI経由で接続された機器側の音声出力設定が「PCM」になっている

    【回避方法】
  • テレビ側の「音質モード設定」を「ドルビーオーディオ」に変更 ⇒ リモコンの「クイック設定」ボタンを押し、[音質モード] にて、[ドルビーオーディオ]を選択
  • HDMI経由で接続された機器で放送を視聴せず、テレビのチューナーで視聴する(テレビ内蔵のチューナーで番組を視聴している場合は、上記事象は発生しない)