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パナソニック、Dolby新規格Vision IQ対応の4K有機ELテレビ。Filmmaker Modeも

パナソニックは、米国ラスベガスで1月7日~10日(現地時間)に開催される「CES 2020」の開幕前に行なわれた会見で、4K有機ELテレビの新たなフラッグシップモデル「TX-65HZ2000」を発表した。

TX-65HZ2000

TX-65HZ2000は、「ハリウッドのプロがチューニングした最高画質のテレビ」としており、Dolbyの新規格である「Vision IQ」に対応。これはテレビのある部屋の照明に合わせて画質を最適化するという技術で、世界初の対応となる。

さらに、パナソニックも加盟するUHD Alliance(UHDA)が規定した視聴モード「Filmmaker Mode」にも世界で初めて対応する。

Filmmaker Modeは、映画やテレビ番組を、制作者の意図した画質でテレビに表示するという画質モード。モーションスムージング(動き補間)などの後処理を無効にして、フレームレート、アスペクト比、色、コントラストなどについて元の素材に近い形で表示可能としている。クリストファー・ノーランや、ジェームズ・キャメロンなどのクリエイターが賛同。UHD Allianceに参加するLG Electronics、パナソニック、VIZIOが同モードのサポートを発表している。

Filmmaker Mode