ニュース

イヤフォン部を交換できるShure完全ワイヤレス「AONIC 215」は279ドル。実機を公開

米Shureは、「CES 2020」の開幕前イベント「CES Unveiled」において、完全ワイヤレスイヤフォン「AONIC 215」と、ノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドフォン「AONIC 50」を披露した。いずれも米国では春に発売予定で、価格はAONIC 215が279ドル、AONIC 50が399ドル。

AONIC 215

両製品の音質など主な特徴は既報の通り。CES Unveiled会場で、米国での価格などについて確認できた。

左がイヤフォンのAONIC 215、右がヘッドフォンのAONIC 50

イヤフォン「AONIC 215」

ケーブル部を着脱できる耳掛け型のワイヤレスイヤフォンで、付属するイヤフォンは既存のSE215と同等。ケーブル部にMMCX端子を備え、他のSEシリーズに着け替えることも可能。イヤフォンが付属せず、手持ちのSEシリーズを組み合わせられるケーブル単体モデルも発売予定だという。

AONIC 215の装着例

装着したままで周りの音を聴けるEnvironment Modeも用意。連続再生時間は約8時間。付属のケースに入れて3回分の充電ができる。

イヤフォン部はSE215

ヘッドフォン「AONIC 50」

アクティブノイズキャンセリング(NC)対応のヘッドフォンで、周囲の音も聞けるEnvironment ModeとNCをスイッチで切り替えられる。

本体カラーはブラックとブラウンの2色。連続再生時間は約20時間。iOS/AndroidアプリのShurePlus PLAYを使うと、外音の取り込み量を調整可能。

AONIC 50
NCとEnvironment Modeの切り替えスイッチ(写真の左側)
試聴してみると、大勢のプレスでにぎやかなUnveiled会場でもノイズを感じさせずクリアに再生できることを実感した。中高域の抜けの良さも印象的